第29回 連合政令指定都市地域協議会 連絡会議(さいたま市)

 2026年6月4日(木)〜5日(金)に開催された「第29回 連合政令指定都市地域協議会 連絡会議」に参加しました。今回の開催地はさいたま市(さいたま市地域協議会主催)で実施されました。

 連絡会議では主に「持続可能性」をキーワードとした講演が開催されました。

■基調講演「八潮市の道路陥没事故からの教訓」
 講師:埼玉県議会議員 野本 怜子氏

 2025年1月28日、埼玉県八潮市の中央一丁目交差点で発生した陥没事故。トラック1台が穴に転落し、74歳の男性運転手が安否不明後に亡くなられました。
 日本社会が道路陥没に注目し、国土交通省は7都府県に対して緊急点検を実施するよう指示し、実際には7都府県に留まらず複数の自治体が下水道設備の緊急点検や自主点検を相次いで実施するきっかけとなった事故です。
 2026年4月15日に通行が再開できましたが、全面復旧には4~5年はかかると見込まれています。
 講演の中では、県や市町の費用負担の大きさなども説明され、「事後保全(壊れたら直す)」ではなく「予防保全(壊れる前に守る)」に取り組むことが大事であることや、そのために検討されているドローンやロボットなど、新技術の活用について学びました。
 現在でも全国各地で道路陥没事故が発生しており、これからのインフラ老朽化対策の重要性をあらためて学ぶ機会となりました。

■石狩地域協議会「持続可能な路線バス維持に向けた取り組み」

 また、当日は地域協議会の報告で「公共交通機関の持続可能性に向けた取り組み」が紹介されました。
 札幌市内の路線バス減便・廃止に対し、加盟組合と連携して行政へ働きかけ、運転手確保に向けた仕組みづくりに取り組まれた事例が紹介されました。
 相模原市でも中山間部などでのバス減便・路線廃止が課題となっており、政策・制度要求活動で行政に働きかけをしており、参考になる内容でした。

 このほかにも、報告や講演が提供され、非常に有意義な連絡会議になりました。 
 今後も相模原地域連合は、他都市との連携を通じて、地域社会の発展に貢献してまいります。