連合神奈川は、神奈川県から「2023年度に向けた政策・制度要求と提言」に対する回答を受け、意見交換を行った。
武井副知事は挨拶の中で、7分野30項目の重点政策について、いずれも重要なテーマであると受け止めており、可能な限りの回答をした。直近では①新型コロナ対策として医療提供体制を整えた上での経済と感染対策の両立、②物価高対策として融資制度の拡充に取り組むと述べた。
吉坂会長からは、「コロナ禍への対応や物価高など働く者にとって厳しい環境が続いており、弱い立場にある方々への影響を憂慮している。継続的な地域経済活性化についての前向きな施策をお願いしたい。いただいた回答については、構成組織にフィードバックするとともに、改めて精査したい」と挨拶した。
また、政策回答の受領にあわせて「生活困窮者支援に対する緊急要請」を行い、物価上昇の影響が特に大きい低所得者層や、生活困窮者への支援の拡充や相談支援体制の強化など緊急的な要請を行った。武井副知事からは「生活困窮者を取り巻く状況はいっそう厳しさを増していると認識しており『見えない困窮』のニーズを把握し具体的な支援を届ける取り組みを拡充して実施している」と補正予算での施策説明があった。
日時:2022年11月29日(火)
場所:県庁新庁舎第5会議室
出席者:神奈川県 武井副知事以下4名
連合神奈川 吉坂会長以下6名
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