都市計画道路 宮上横山線 開通式典




令和7年9月27日(土)、午前11時ごろ、相模原市と町田市を結ぶ都市計画道路「宮上横山線」の 約 670m 区間(幅員 18m) が開通し、それを祝うセレモニーが行われました。
開通区間は、東橋本二丁目交差点付近から多摩ニュータウン入口交差点付近まで。車道幅 9m、両側に歩道 4.5m を備える整備です。
セレモニーの様子
式典は午前10時から開催され、相模原市長の挨拶、来賓のスピーチ、テープカット、渡り初めと続きました。雨天時には中止となる可能性も言及されていましたが、当日は天候にも恵まれ、地元住民や関係者が多数出席して盛況のうちに進行しました。
渡り初めでは、来賓・関係者が実際に新しい道路を歩いたり車両で通行して、新道路の完成を体感する場面も設けられ、地元から期待と祝意が伝わる温かな雰囲気でした。
地域にとっての意義
この開通は、単なる道路の整備にとどまらず、次のような効果が期待されます:
- 相模原市・町田市間のアクセス性向上 両市をつなぐ経路がさらに使いやすくなることで、通勤・通学・生活利便性が高まります。
- 周辺道路の渋滞緩和 交通の流れがこの新しいルートに分散することで、他の道路の混雑が緩和される可能性があります。
- 沿道地域の利便性向上 新しい道路によって商業施設、公共施設、住宅アクセスが改善され、地域の魅力が高まることが見込まれます。
相模原地域連合としての視点・役割
本地域連合は、組合員・地域住民の声を政策実現に繋げていくことを使命としています。この道路開通にあたって、次のような観点で関与・支援してきました:
- 組合員・住民要望の取りまとめと行政への要請 過去に、交通渋滞や通行不便を日常的に感じている社員の声を、地域連合会議やアンケートでとりまとめ、都市計画課や市議会に対して改善要望を提出してきました。
- 関係機関との連携推進 市や町田市、道路整備課との折衝・意見交換を通じて、設計段階から住民視点(歩道の幅、自転車通行、安全対策など)が反映されるよう働きかけてきました。
- 開通式典の出席して祝意を表したほか、地域広報媒体やネット情報を通じて開通情報を発信し、社員・組合員、地域住民へお知らせする役割を担いました。
- 今後のフォローアップ 道路開通後も、交通流の変化や歩行・自転車の安全性、沿道開発などの影響をモニタリングし、改善すべき点があれば行政に要望を継続してあげていきます。
このように、相模原地域連合は、地域住民と行政の橋渡しとして、政策制度実現に寄与する役割を果たしてきました。今回の道路開通は、その成果の一つと考えています。



今後に向けて
今回開通した宮上横山線は、地域の交通ネットワークに新たな道を拓くものです。
しかし完成がゴールではありません。以下の点を注視していきたいと考えています:
- 安全性の確保(歩行者・自転車の通行環境、信号施設、夜間照明など)
- 渋滞の動向や交通パターンの変化を見ながら、必要に応じた追加改良
- 沿道開発・まちづくりと環境調和を図る取り組み
- 住民の皆様からのご意見・ご要望の積極的な受け皿設置
相模原地域連合は、これからも地域の“声”を政策につなげ、生活をより豊かにするまちづくりの推進に力を尽くしてまいります。


