第33回中央委員会を開催〈2023年度に向けた政策・制度要求と提言を決定!〉

第33回中央委員会〈2023年度に向けた政策・制度要求と提言を決定〉

連合神奈川は、7月26日(火)役員・中央委員あわせて96名が参加し、第33回中央委員会を開催した。新型コロナウイルス感染症防止の観点から、規模縮小・短縮開催としオンライン参加を併用しての開催とした。

主催者を代表し吉坂会長は、「①コロナ禍となり2年半、新たな派生型ウイルスも広がっているが、現時点私たちとしてはしっかりと感染防止対策を施して見直しを重ねながら活動していきたい。②ロシアによるウクライナ侵攻は先が見通せない状況にある。国際社会の緊密な対話での早期解決を望みたい。③複合的な要因による物価高で原材料や穀物などの価格が上昇し、国民生活に不安が生じている」と取り巻く環境について述べた後、「④2022春闘においては賃金水準を意識した主体的な取り組みの成果が出ていると評価できる、⑤7月10日投開票の第26回参議院選挙では残念ながら〈政治の転換点〉とはならず、今後全体の意見を聞き総括していきたい」と今年度前半の活動を振り返り、連合神奈川の政策提言作成へのお礼も含めて挨拶した。

吉坂会長
林事務局長

中央委員会議長には基幹労連の白石中央委員が選出され、林事務局長から一般活動報告、阿部副事務局長から中間会計報告がされ全体の拍手で確認された。
その後、第1号議案として、檜垣副事務局長から「2023年度に向けた政策制度・要求と提言」について提案され、30項目の重点政策要求が決定した。第2号議案の「役員の補充」第3号議案の「中央委員会アピール」もぞれぞれ提案・決定され、最後に吉坂会長の団結ガンバロウで閉会した。

「2023年度に向けた重点政策」はこちら

檜垣副事務局長

また、中央委員会には先の参議院選挙で神奈川選挙区から連合神奈川推薦で当選された「水野もとこ参議院議員」と、惜敗の「深作ヘスス氏」からそれぞれ支援活動に対するお礼の挨拶を受けた。

深作ヘススさん
水野もとこさん

中央委員会アピール

私たちは、本日、第33回中央委員会を開催し、「2023年度に向けた政策・制度要求と提言」を決定した。新型コロナウイルス感染症により、命とくらしが危機にさらされ続けてすでに2年半になる。雇用と生活の影響は女性や非正規雇用労働者など立場の弱い人々により深刻な影響を与え、十分な支援が届かない状況が続いている。加えてコロナ禍からの経済回復や、ウクライナ情勢などによる資源高・物価高・円安が、私たちの生活を脅かしている。

連合は、働く者・生活者の立場から、 感染拡大防止に積極的に協力するとともに、労働者の不安払しょくに向けた取り組みを推進している。こうしたなか、連合には、緊急集中労働相談などを通じ、解雇や就業日数の短縮、賃金の切り下げなどの不安を訴える声が数多く寄せられている。今後、私たちは命とくらしを守るニューノーマルの実現と、私たちが暮らす地域の活性化に取り組むと共に、これまで以上に発言力を高め、社会全体への影響力を強めていかなければならない。

「政策・制度要求と提言」は、約半年の間に、各産別・団体から選出された政策委員と各級議員の方々が対面とWEBを併用し、多くの労力と議論を積み上げたものである。すべての世代における働く者・生活者の立場から、国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向け、自然災害や新型感染症などへの対応、貧困や格差の無い、平和で安心して暮らすことができる社会の実現をめざす「政策・制度要求と提言」とした。

 連合神奈川は、働く者、生活者の声を反映した「2023年度に向けた政策・制度要求と提言」を実現し、神奈川における「働くことを軸とする安心社会」の実現に取り組む。 以上、決議する。

2022年7月26日

連合神奈川第33回中央委員会

(Visited 244 times, 1 visits today)

その他の投稿

第33回中央委員会〈2023年度に向けた政策・制度要求と提言を決定〉

連合神奈川は、7月26日(火)役員・中央委員あわせて96名が参加し、第33回中央委員会を開催した。新型コロナウイルス感染症防止の観点から、規模縮小・短縮開催としオンライン参加を併用しての開催とした。

主催者を代表し吉坂会長は、「①コロナ禍となり2年半、新たな派生型ウイルスも広がっているが、現時点私たちとしてはしっかりと感染防止対策を施して見直しを重ねながら活動していきたい。②ロシアによるウクライナ侵攻は先が見通せない状況にある。国際社会の緊密な対話での早期解決を望みたい。③複合的な要因による物価高で原材料や穀物などの価格が上昇し、国民生活に不安が生じている」と取り巻く環境について述べた後、「④2022春闘においては賃金水準を意識した主体的な取り組みの成果が出ていると評価できる、⑤7月10日投開票の第26回参議院選挙では残念ながら〈政治の転換点〉とはならず、今後全体の意見を聞き総括していきたい」と今年度前半の活動を振り返り、連合神奈川の政策提言作成へのお礼も含めて挨拶した。

吉坂会長
林事務局長

中央委員会議長には基幹労連の白石中央委員が選出され、林事務局長から一般活動報告、阿部副事務局長から中間会計報告がされ全体の拍手で確認された。
その後、第1号議案として、檜垣副事務局長から「2023年度に向けた政策制度・要求と提言」について提案され、30項目の重点政策要求が決定した。第2号議案の「役員の補充」第3号議案の「中央委員会アピール」もぞれぞれ提案・決定され、最後に吉坂会長の団結ガンバロウで閉会した。

「2023年度に向けた重点政策」はこちら

檜垣副事務局長

また、中央委員会には先の参議院選挙で神奈川選挙区から連合神奈川推薦で当選された「水野もとこ参議院議員」と、惜敗の「深作ヘスス氏」からそれぞれ支援活動に対するお礼の挨拶を受けた。

深作ヘススさん
水野もとこさん

中央委員会アピール

私たちは、本日、第33回中央委員会を開催し、「2023年度に向けた政策・制度要求と提言」を決定した。新型コロナウイルス感染症により、命とくらしが危機にさらされ続けてすでに2年半になる。雇用と生活の影響は女性や非正規雇用労働者など立場の弱い人々により深刻な影響を与え、十分な支援が届かない状況が続いている。加えてコロナ禍からの経済回復や、ウクライナ情勢などによる資源高・物価高・円安が、私たちの生活を脅かしている。

連合は、働く者・生活者の立場から、 感染拡大防止に積極的に協力するとともに、労働者の不安払しょくに向けた取り組みを推進している。こうしたなか、連合には、緊急集中労働相談などを通じ、解雇や就業日数の短縮、賃金の切り下げなどの不安を訴える声が数多く寄せられている。今後、私たちは命とくらしを守るニューノーマルの実現と、私たちが暮らす地域の活性化に取り組むと共に、これまで以上に発言力を高め、社会全体への影響力を強めていかなければならない。

「政策・制度要求と提言」は、約半年の間に、各産別・団体から選出された政策委員と各級議員の方々が対面とWEBを併用し、多くの労力と議論を積み上げたものである。すべての世代における働く者・生活者の立場から、国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向け、自然災害や新型感染症などへの対応、貧困や格差の無い、平和で安心して暮らすことができる社会の実現をめざす「政策・制度要求と提言」とした。

 連合神奈川は、働く者、生活者の声を反映した「2023年度に向けた政策・制度要求と提言」を実現し、神奈川における「働くことを軸とする安心社会」の実現に取り組む。 以上、決議する。

2022年7月26日

連合神奈川第33回中央委員会

(Visited 244 times, 1 visits today)