連合神奈川は、7月7日(金)役員・中央委員あわせて122名が参加し、4年ぶりに「顔合わせ」を実感する通常規模・対面開催によって第34回中央委員会を開催した。
開会に先立ち、6月15日にご逝去された幸山相模原地域連合事務局長に対する哀悼を込め、司会を務める金井副事務局長の案内で、参加者全員による黙とうを捧げた。
主催者を代表し吉坂会長は、「①2023春闘はここ30年間で最高水準の賃上げを実現した。しかしコロナ禍の影響により業績が回復途上の業界では十分な賃上げができず、価格転嫁の重要性を訴えてきたが十分に進んでいない。商品やサービスの価値を認める消費行動で、一人ひとりの賃金向上につなげていこう。②第20回統一地方選挙は「人物重視・候補者本位」で臨み、組織内推薦候補43名の100%当選を重点に総力を挙げて取り組んだが4名の当選を果たすことができなかった。得票数の推移をみれば組織力の低下も懸念される。地方選挙は生活に密接した選挙でありながら低投票率を脱しておらず、解決に向けて努力を続ける。③政策・制度要求と提言の取り組みについては、幅広い人々のニーズを踏まえ、国連が提唱する「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に向け、貧困や格差のない平和で安心して暮らすことのできる社会の実現と、奨学金や若年層の低投票率への対応などの課題解決に力をあわせて取り組んでいこう。」と今年度前半の活動を振り返るとともに連合神奈川の政策提言作成へのお礼も含めて挨拶した。
中央委員会議長には電機連合の吉田中央委員が選出され、林事務局長から一般活動報告、阿部副事務局長から中間会計報告がされ全体の拍手で確認された。
その後、第1号議案として、檜垣副事務局長から「2024年度に向けた政策制度・要求と提言」について提案され、30項目の重点政策要求が決定した。続けて、林事務局長より第2号議案の「第19期 連合神奈川役員選挙の実施(案)について」、松本青年局長より第3号議案の「中央委員会アピール」もそれぞれ提案・決定され、最後に吉坂会長の団結ガンバロウで閉会した。
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