2024春季生活闘争総決起集会を開催 -みんなで賃上げ。ステージを変えよう!-

2024年3月5日(火)、神奈川県民ホールにおいて2024春季生活闘争総決起集会を開催し、構成組織・地域連合から770名が参加した。
 主催者を代表して林会長は、「①2024春闘の先行組合回答ゾーンも来週となり、すでに先行して昨年を上回る妥結結果も出てきている。持続的な賃上げで適正な価格転嫁を実現するためには、『賃金はコストではなく、人への投資であり、付加価値を生み出すもの』という考え方に転換できるかどうかにかかっている。また、2024年問題と言われる「医療・運送・建築」分野の時間外労働規制がスタートする。どの分野においても、働いている人の賃金を上げ、提供するサービスに見合った価格の改定が伴わなければ、問題は解決しない。②連合神奈川は、今次春闘で2段ロケットの取り組みを進めている。1段目のロケットは、産別における春闘で物価を上回る賃上げの実現であり、2段目のロケットは最低賃金の取り組みである。この取り組みを連動させることで、すべての働く者の賃上げに結び付けていきたい。2024春闘のスローガンは、「みんなで賃上げ、ステージを変えよう」だ。賃金も物価も適正に上昇する経済の好循環に向けて、1回目の歯車を回す年になる。③今こそ、政治のリーダーシップが不可欠である。最大の課題である人口減少を背景とした深刻な労働力不足への対応するためにも、いまこそ日本の政治をモデルチェンジしないと、日本の将来が危ない緊急事態となっている。来年夏の参議院選挙における産別組織内候補の必勝に向けた取り組みもスタートしている。今こそ私たち労働組合が力を見せるときだ」と挨拶した。

その後、連合本部の仁平総合政策推進局長より全体情勢の説明があり、構成産別を代表して自動車総連の近藤副議長とJAM神奈川の佐藤副執行委員長から決意表明が行われた。最後に集会宣言が採択され、参加者全員の団結がんばろうで閉会した。

集会宣言

2024春季生活闘争は、これからヤマ場を迎える。
私たちは、2023闘争で30年ぶりの高水準となる賃上げを実現した。しかし、デフレマインドを完全に払しょくするには、昨年以上の賃上げを継続していくことが不可欠である。さらに前へ、さらに上へと、進み続けよう。
私たちのくらしは、一層厳しさを増している。昨年の賃上げをもってしても、いまだ賃金が物価高に追いついていないのが現状である。2024春闘で物価上昇を超える継続的な賃上げを何としても実現し、その機運を中小へ波及させなければならない。
人手不足で一人ひとりの負荷が増している。生活の安心・安定をはかり、現場の頑張りに報い、明日への活力を生み出すには、成果の公正な分配と「人への投資」が欠かせない。いまこそ、労働組合は、職場や地域で働く者一人ひとりの生活向上への期待と総力を結集し、その役割をしっかりと果たさなければならない。
私たち労働組合には、職場を変える、社会を変える力がある。賃上げを中心とする「人への投資」を起点とした「経済・社会のステージ転換」を着実に進めなければならない。そして連合に集う仲間が、常にその闘いの先頭に立つ。私たちこそが、未来をつくる主役だ。
連合神奈川は、「働くことを軸とする安心社会」を実現するため、構成組織、地域連合、各労働組合から職場に至るまで総がかりで行動し、最後のさいごまで粘り強く闘い抜くことを本総決起集会で宣言する。
みんなで賃上げ。ステージを変えよう!
                                            2024年3月5日
                                   連合神奈川「2024春季生活闘争総決起集会」

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2024年3月5日(火)、神奈川県民ホールにおいて2024春季生活闘争総決起集会を開催し、構成組織・地域連合から770名が参加した。
 主催者を代表して林会長は、「①2024春闘の先行組合回答ゾーンも来週となり、すでに先行して昨年を上回る妥結結果も出てきている。持続的な賃上げで適正な価格転嫁を実現するためには、『賃金はコストではなく、人への投資であり、付加価値を生み出すもの』という考え方に転換できるかどうかにかかっている。また、2024年問題と言われる「医療・運送・建築」分野の時間外労働規制がスタートする。どの分野においても、働いている人の賃金を上げ、提供するサービスに見合った価格の改定が伴わなければ、問題は解決しない。②連合神奈川は、今次春闘で2段ロケットの取り組みを進めている。1段目のロケットは、産別における春闘で物価を上回る賃上げの実現であり、2段目のロケットは最低賃金の取り組みである。この取り組みを連動させることで、すべての働く者の賃上げに結び付けていきたい。2024春闘のスローガンは、「みんなで賃上げ、ステージを変えよう」だ。賃金も物価も適正に上昇する経済の好循環に向けて、1回目の歯車を回す年になる。③今こそ、政治のリーダーシップが不可欠である。最大の課題である人口減少を背景とした深刻な労働力不足への対応するためにも、いまこそ日本の政治をモデルチェンジしないと、日本の将来が危ない緊急事態となっている。来年夏の参議院選挙における産別組織内候補の必勝に向けた取り組みもスタートしている。今こそ私たち労働組合が力を見せるときだ」と挨拶した。

その後、連合本部の仁平総合政策推進局長より全体情勢の説明があり、構成産別を代表して自動車総連の近藤副議長とJAM神奈川の佐藤副執行委員長から決意表明が行われた。最後に集会宣言が採択され、参加者全員の団結がんばろうで閉会した。

集会宣言

2024春季生活闘争は、これからヤマ場を迎える。
私たちは、2023闘争で30年ぶりの高水準となる賃上げを実現した。しかし、デフレマインドを完全に払しょくするには、昨年以上の賃上げを継続していくことが不可欠である。さらに前へ、さらに上へと、進み続けよう。
私たちのくらしは、一層厳しさを増している。昨年の賃上げをもってしても、いまだ賃金が物価高に追いついていないのが現状である。2024春闘で物価上昇を超える継続的な賃上げを何としても実現し、その機運を中小へ波及させなければならない。
人手不足で一人ひとりの負荷が増している。生活の安心・安定をはかり、現場の頑張りに報い、明日への活力を生み出すには、成果の公正な分配と「人への投資」が欠かせない。いまこそ、労働組合は、職場や地域で働く者一人ひとりの生活向上への期待と総力を結集し、その役割をしっかりと果たさなければならない。
私たち労働組合には、職場を変える、社会を変える力がある。賃上げを中心とする「人への投資」を起点とした「経済・社会のステージ転換」を着実に進めなければならない。そして連合に集う仲間が、常にその闘いの先頭に立つ。私たちこそが、未来をつくる主役だ。
連合神奈川は、「働くことを軸とする安心社会」を実現するため、構成組織、地域連合、各労働組合から職場に至るまで総がかりで行動し、最後のさいごまで粘り強く闘い抜くことを本総決起集会で宣言する。
みんなで賃上げ。ステージを変えよう!
                                            2024年3月5日
                                   連合神奈川「2024春季生活闘争総決起集会」

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