2019春季生活闘争・第25回参議院議員選挙・第19回統一地方選挙勝利総決起集会を開催

連合神奈川
2019春季生活闘争・第25回参議院議員選挙
第19回統一地方選挙勝利総決起集会を開催

 2019年3月7日(木)、横浜市中区の関内ホールにおいて、〈2019春季生活闘争・第25回参議院選挙・第19回統一地方選挙勝利総決起集会〉を構成組織から1085名の参加のもと開催した。
主催者を代表して柏木会長は、「2019春闘においては、①月例賃金にこだわることはもとより、上げ幅と「賃金水準」に重点をおいた取り組みとする、②サプライチェーン全体で生み出した付加価値を付けた適切な配分が経済の好循環につながる、③10年ぶりにベースアップ要求をした組織もあり、賃上げの広がりは確かになっている、とポイントを挙げ賃上げの重要性を訴えた。
参議院議員選挙と統一地方選挙については、労使での取り組みに限りのあるもの以外の多くは政治とのかかわりである。連合が希求する二大政党的政治体制が現段階では構築されるまで至っていないものの、一強政治を打ち破る勢力が縮小させないためにも、気脈を通じるあえる方々の勝利に向けて一枚岩で立ち向かいたい」と春季生活闘争、統一地方選挙、参議院議員選挙の考え方について挨拶した。
続いて今次春闘の全体情勢について連合本部の内田副事務局長より報告いただき、構成産別を代表して電機連合・高田さん(写真)とUAゼンセン・丸山さん(写真)から決意表明が行われた。第一部の最後に青年委員会石川委員長から集会宣言が提案され、全体の拍手で採択された。

電機連合・高田さん
UAゼンセン・丸山さん

 

 

 

 

 

 

 

第二部では、連合組織内予定候補者10名と神奈川選挙区で連合神奈川推薦の牧山ひろえ参議院議員と乃木涼介氏から決意表明を受けた。その後統一地方選挙での推薦・支持候補予定者全員のマイクリレーが行われ、最後に参加者全員の力強い団結ガンバロウで閉会した。

集会宣言

「賃金の引き上げ」と「すべての労働者の立場にたった働き方」の実現を同時に推し進める、2019春季生活闘争がこれから山場を迎える。
日本経済は緩やかな回復基調にあるが、依然として個人消費は伸び悩み、企業規模間、雇用形態間、男女間などの格差も、いまだ解消されていない。
「経済の自律的成長」と「社会の持続性」を実現するためには、継続した所得の向上と将来不安の払拭による消費の拡大が欠かせない。加えて、あらゆる格差の是正を進めるためには、労働組合の有無などにかかわらず、一人ひとりの働きの価値が重視され、その価値に見合った処遇が担保される社会を実現していかなければならない。そのためにも、連合は、賃金の「上げ幅」のみならず「賃金水準」を追求する闘争を強化していく。2019闘争はその足がかりを築いていく年である。
人手不足が深刻化し、働き方改革関連法の施行が目前に迫る中、「人材の確保・定着」と「人材育成」にむけた職場の基盤整備が従来以上に重要課題となる。長時間労働の是正や同一労働同一賃金の実現に向けて、法令遵守はもとより、職場を熟知する労使で知恵を出し合い、個々人の状況やニーズにあった多様な働き方を選択できる仕組みを整えていこう。
さらに、企業や職場で生み出される付加価値は、健全で安全で働きがいのある職場が基盤となる。働き方も含めた「サプライチェーン全体で生み出した付加価値の適正分配」、すなわち、「取引の適正化」の重要性をあらゆる機会を捉えて、社会全体に訴えていこう。
また、労働者の生活に関わる多くの分野で、勤労者の視点に立った声を国政・地方議会の場に届けることが更に重要になっている。そのためにも、第25回参議院議員選挙・第19回統一地方選挙において、推薦・支持候補者全員の当選を目指し、連合神奈川の総力を挙げて取り組もう。
連合神奈川は、「働くことを軸とする安心社会」を実現するため、構成組織、地域連合、各労働組合から職場に至るまで総がかりで行動し、最後の最後まで粘り強く闘い抜くことを本総決起集会において宣言する。

2019年3月7日
連合神奈川
「2019春季生活闘争・第25回参議院議員選挙・第19回統一地方選挙勝利総決起集会」

(Visited 107 times, 1 visits today)