連合神奈川2020新春の集いを開催!

2020年1月7日、16時よりロイヤルホールヨコハマにおいて、連合神奈川「2020新春の集い」を開催し、構成産別役員を始め、福祉団体、自治体、各級議員など、約500名が出席した。
主催者を代表して吉坂会長の挨拶の後、来賓として黒岩神奈川県知事、林横浜市長、伊藤川崎副市長、本村相模原市長、石渡神奈川県経営者協会会長にご祝辞をいただいた。
鏡開き、中央労金神奈川県本部佐藤本部長の乾杯に続いて、来賓紹介では、各級議員・自治体首長・議員団会議会員の方からマイクリレーでご挨拶を受けた。中締めを蓼沼会長代行が行いお開きとなった。

 

 

吉坂会長 2020年頭のごあいさつ

明けましておめでとうございます。旧年中は、連合神奈川の運動に様々なご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、日本は人口減少と少子化に加え、長寿化により、高齢者の総人口に占める割合が急激に上昇していきます。こうした人口構造や世帯の変化に伴い、子育て世代や高齢者世帯への支援の充実や、社会保障制度の機能強化と持続可能性の確保が喫緊の課題と考えています。私たちを取り巻く環境の変化は、人口動態だけでなく、本年4月からは「働き方改革関連法」が本格的に施行します。「時間外労働時間の上限規制」が中小企業に適用され、「同一労働同一賃金」への対応など、法令遵守はもちろんのこと、企業規模や雇用形態にかかわらず、個々人のニーズにあった多様な働き方の仕組みを整え、安心・安全で働きがいのある職場の構築に向けて取り組んでいくことも求められています。また、現在の日本は、緩やかな成長を続けていた経済がここにきて停滞感を見せており、先行きについても米中対立や日韓関係の通商問題など、見通しが不透明な状況にあります。

こうした中だからこそ、持続可能な社会・経済を実現するためにも、2020春季生活闘争において、すべての働く人の「底上げ」「底支え」による所得の向上と、「格差是正」を実現していくことをキーワードとして、広く社会にアピールし、賃上げの流れを止めることがないように取り組んでいきましょう。

連合神奈川は、本年3月に30周年を迎えます。これまでの運動を継承しつつ、次の時代を展望して変わっていかなければならない年だと考えています。本年も連合神奈川に対する絶大なご支援・ご協力をお願いするとともに、皆様の益々のご健勝とご活躍を祈念申し上げます。

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