連合神奈川ピースウィーク メッセージ
広島・長崎に原爆が投下されて 75 年が経過しました。
これまで私たちは唯一の被爆国として「核兵器そして戦争の悲惨さ、恐ろしさ」を訴え続けてきましたが、今なお世界には多くの核兵器が存在しており、核兵器の保有・製造・使用等を禁止した「核兵器禁止条約」については、2017 年に採択されましたが、批准国は 38 に留まっており、日本も含め批准に向けた動きが求められています。
戦争を知る世代の高齢化により、戦争の記憶の風化は私たち人類が抱える大きな課題となってきています。残された時間が少なくなってきている中で、平和のバトンを次の世代まで繋いでいくためには、私たちが当時のことをより深く学ぶとともに、核兵器によって大切なものが一瞬にして奪われてしまうかも知れないという現実を、自分たちの日常に置き換えて捉えていくことが重要だと考えています。
これまで湘南地域連合は連合神奈川の平和事業に参加しているほか、協力議員とも連携し、駅頭において啓発物品等を配布しながら、平和の大切さを訴えてきました。今回については新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、例年のような取り組みが出来ませんが、今後も核兵器廃絶に向けて全力を尽くしていきます。
引き続き平和な世界を実現するため、各組織・地域に根ざした取り組みを進めていきましょう。
2020 年 8 月
湘南地域連合
議長 岩崎 幸司
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