相模原市民桜まつり
~「子供のぬりえと働く者の労働相談」~
相模原地域連合では、2025年4月5日(土)、6日(日)に開催された「相模原市民桜まつり」において、市民とのふれあいと労働組合の周知を目的として、「子供のぬりえと働く者の労働相談」をテーマとしたブースを出店しました。
桜まつりは、相模原市内外から多くの来場者が集う春の一大イベントです。この機会に、地域住民との接点を持ち、労働組合の活動を広く知ってもらうこと、また、働く中で抱えている悩みや不安に気軽に相談できる窓口があることを周知するため、相模原地域連合として本ブースを企画しました。
また、子供向けのコンテンツを用意することで、親子連れの来場者が気軽に立ち寄れる空間とし、大人には労働相談やアンケートの機会を、子供にはぬりえと光るヨーヨーをプレゼントしました。


(1)子供向けぬりえコーナー
労働に関するイラストやキャラクターを用いたぬりえを用意し、来場した子供たちに自由に塗ってもらうスペースを設けました。ぬりえに参加した子供たちには、光るヨーヨーを渡すことで、楽しい思い出とともに労働のイメージに触れてもらえるようにしました。
特に「銀河をモチーフにしたさがみん」のぬりえが好評で楽しむ姿が多く見られました。

(2)労働相談・労働アンケートの実施
ブースには労働相談員を常駐させ、「働き方に関する悩み」「職場でのトラブル」「パート・アルバイトの権利」など、幅広いテーマで来場者からの相談を受け付けました。具体的な相談件数は限られていたものの、立ち話程度の軽い相談や「こういうところがあると知って安心した」といった声も多く聞かれ、労働相談のハードルを下げる効果があったと考えられます。
また、働いている方や就職活動中の方を対象に「働くことに関するアンケート」を実施し、回答者には光るヨーヨーをプレゼントしました。子供も一緒に楽しめるアイテムであったことから、親子で立ち寄るきっかけにもなり、アンケートの回収率向上に繋がりました。
アンケートでは、「子育て支援」「教職現場での過重労働」「といった現場の声が多く寄せられました。今後の労働組合としての活動に役立つ貴重な意見が集まりました。


本取り組みを通じて、地域の方々との貴重な交流が実現し、労働組合の存在や活動への理解促進に一定の成果を得ることができました。今後も市民イベントへの積極的な参加を通じて、誰もが安心して働ける社会づくりに貢献してまいります。