連合神奈川の日 街頭行動 12/08

12月8日(月)、橋本駅前にて「連合神奈川の日」街頭行動を実施しました。

参加者
 協力議員:
 相模原地域連合:

今回のテーマは「実現しよう!過労死等ゼロ」です。

近年、報道もされていますが、長時間労働や職場のストレスにより、心臓や脳の疾患、精神障害を原因とする自殺などで命を落とされる痛ましい事件が起きています。

過労死等の現状

業務災害に係る精神障害の労災請求件数は、増加の一途をたどり、2024年度には過去最多の3,780件を記録しています 。また、仕事や職業生活に関することで強い不安、悩み、ストレスを感じている労働者の割合は68.3%(※)と、高い水準となっています。

なぜ、このような状況が続くのでしょうか?働きすぎが当たり前とされる職場文化や、過剰な業務をこなさなければならない職場環境がまだまだ根強くあるのではないでしょうか。また、相模原市でも中小企業に勤める方は多く、少人数で多くの仕事をこなさなければならない状況が続いているのではないでしょうか。

過労死等防止のために職場でできること

労使で過労死等防止のために、職場でできることは大きく4つあります。

■労働時間の客観的な把握
テレワークも含め、労働時間を正確に把握・管理し、過重労働の防止につなげましょう。
■年次有給休暇の取得促進
労働者がリフレッシュして、仕事のパフォーマンスを向上させるためにも、有給休暇を積極的に取得できるよう、企業と労働組合は制度・環境整備に取り組みましょう。

■メンタルヘルス対策・ハラスメント防止対策
相談体制の充実やコミュニケーション活性化等を進め、ハラスメント防止に向けた仕組みづくりに取り組みましょう。
■勤務間インターバル制度の導入
労働者が終業から翌日の始業までにしっかりと休息を取れるようにすることは、労働者の健康と安全を守るために重要です。制度導入に取り組みましょう。

地域全体で過労死のない社会を実現するために、私たち一人一人が関心を持ち、声を上げることが大切です。この相模原市から、過労死のない社会を、共にめざしていきましょう!

(※ 令和6年 厚生労働省「労働安全衛生調査(実態調査)」より)