連合神奈川の日 街頭行動 11/11

2025年11月11日 相模大野駅にて街頭行動を実施しました。

私たちは毎月相模原市内の駅で街頭の呼びかけを行っています。

本日は、**2026年4月1日から全国で新たに導入される“自転車の交通違反取り締まり強化”**について、皆さんにお知らせとお願いをさせていただきました。

🚲 相模原でも増える自転車事故

相模原市は、南区・中央区・緑区と広いエリアを持ち、駅前の賑わいと、住宅街、そして自然豊かな地域が共存しています。そんな相模原でも、近年、自転車による交通事故が増えています。

相模原市内では、令和5年(2023年)に発生した交通事故のうち、およそ2割が自転車関連の事故です。特に、相模大野駅周辺や橋本駅周辺など、通勤・通学で自転車利用が多いエリアでは、交差点での信号無視や一時不停止、スマホ操作中の事故が目立っています。

また、国道16号や市道の大通りだけでなく、住宅街の中の細い道でも、スピードを出しすぎた自転車と歩行者の接触が起きています。

「歩行者優先」の意識が欠けると、思わぬ大けがにつながります。

⚖️ 来年4月から全国導入される「反則金制度」

こうした事故を防ぐため、来年2026年4月1日から、全国で自転車の交通違反に対する反則金制度が導入されます。

これまでは一部地域で試行されてきましたが、いよいよ全国一律で運用されるようになります。

対象となる違反は、たとえば――

  • 信号無視
  • 一時不停止
  • 携帯電話の使用
  • 夜間の無灯火
  • 酒気帯び運転

など、危険な運転行為全般です。


🏙️ 相模原のまちで安全・安心を

相模原は、駅前の再開発が進む一方で、通学路や生活道路ではまだまだ歩行者と自転車の距離が近い地域も多くあります。

例えば、相模大野駅から女子美術大学方面への坂道、橋本駅北口からアリオ・ミウィ方面の歩道、中央区役所周辺の住宅街など、朝夕は通学の学生さんや会社員の方で混み合います。

だからこそ、地域全体で「ゆずりあい」と「安全運転」の意識を広げていくことが大切です。


💬 連合神奈川・相模原地域連合の想い

私たち連合神奈川・相模原地域連合は、働く人の命と生活を守る運動を進めています。交通安全は、労働安全と同じく「命を守る取り組み」です。

自転車通勤をする方にとって、通勤中の事故は「通勤災害」となり、本人だけでなく、ご家族、職場にも大きな影響を与えます。

一人ひとりがルールを守り、譲り合う心を持つことで、相模原の街を「安全で、安心して歩けるまち」に変えていくことができます。


🙏 最後に

来年4月からの制度導入は、新しい時代の交通マナーを育てる一歩です。

反則金を払うことが目的ではなく、事故をなくすこと、命を守ることが目的です。

今日のこの話を、ぜひご家族や職場でも話題にしてください。

「自転車も車の仲間。ルールを守って、安全に。」

この言葉を胸に、これからも相模原を安全でやさしい街にしていきましょう。

連合神奈川・相模原地域連合は、これからも地域とともに、安心・安全な社会づくりを進めてまいります。