小田原・足柄地域連合は6月9日~10日に第3回役員研修会を実施しました。
箱根登山鉄道労働組合の加藤雅範議長代行の全面的な協力により、長野県での学習や工場見学を通じて役員の学びの場となりました。
最初に、中央アルプスにある千畳敷カールの近くの「すずらん颯」において、講師に長沼様をお招きし、SDGs未来都市として日本初となる指定を受ける程の取り組みについて説明を受けました。特に「森林保護」の大切さについては、保護しないと酸素や水がきれいな状態でなくなることや海の生き物にも影響が出ること。さらには異常気象による大雨などによる甚大な自然災害を招くなど、私たちの生活に密接に関わることなど学ぶことができました。
また、「養命酒の森(駒ケ根工場)」では、健康・長寿に向け身近にある「養命酒」の製造工程や徹底した品質管理について知見を深めることができました。私たちの日常にも活かせる気づきがありました。
そして二日目は、セイコーエプソンの本社の見学を行いました。腕時計の製造からはじまり80年以上にわたる事業の中で「省・小・精」の精神のもと、高い技術力と情熱によって時計、プリンター、プロジェクター、ロボットなどの様々な製品を開発していることを学びました。また、創業者をはじめ多くの社員が、「無いものは作ればよい」という思いで多くの開発に携わり製品化できたということが印象的でした。
この役員研修会を通じて、環境SDGsはじめ、ものづくりの精神など、改めて学ぶことができました。参加した役員相互の交流や絆を深めることもできました。引き続き地域の中で
学んだことを活かしていきたいと思います。