「第34回定期総会」を開催!!2025年度の活動方針を決定!

 小田原・足柄地域連合は2024年11月22日に、第34回定期総会を開催しました。

 冒頭、山口議長より、1年間を振り返り、1月1日に発生した能登半島地震、その後、9月21日に記録的な大雨が発生し、被災地に追い打ちをかける新たな被害が発生してしまいました。また、各地におきましても台風や記録的豪雨など土砂崩れや浸水被害が多い年となりました。被災されたみなさまに心からお見舞いを申し上げます。

 小田原・足柄地域連合では、働くものや生活者の立場にたち、互いに協力し、時には議論を積み重ね、各種課題に対して取り組みを進めてきました。また、労働者・生活者の社会福祉の向上に努めることで、地域における労働組合としての役割を果たし一定の成果と活動の前進を図ることができました。

 春闘については、すでに連合では、2025春闘の基本構想が確認されておりますが、持続的な賃上げと格差是正に向けて、適切な価格転嫁、適正取引の取り組みを強化するとしております。連合として、すべての働く人の持続的な生活向上を図ります。

 政治活動については、5月に小田原市長選挙が開催されました。地域連合としては、4年前の市長選挙の経過をふまえて、地域連合との関係も総括しながら、加盟組織や五役・幹事の皆様と慎重な議論を重ね、「守屋」氏を連合として推薦決定し一丸となって取り組んできました。皆様のご協力とご支援をいただきましたが、非常に残念でありますが、当選を果たすことができませんでした。今後も地域連合として、この地域で働く労働者、生活者として、引き続き、市政に対して必要な取り組みを継続していきます。

 また、9月3日には大井町町議会選挙が施行されました。国民民主党の公認候補として、「笠井ゆうた」氏が立候補を表明するなか推薦依頼があり、決定をしてきております。大井町の町議選については立候補者が定数だったため、3日の夕方には当選を果たすことができました。今後は、清水市議と共に、笠井町議も地域連合の仲間として、取り組みを進めていくこととしております。

 国政の関係ですが、先の衆議院選挙で、与党過半数割れに追い込み、私たちが応援している立憲民主党と国民民主党が躍進する結果となりました。数の議論ではなく、日本が進むべき道をしっかりと議論して頂き働く者や生活者の目線に立った政治を進めて頂きたいと思っております。さらには、来年7月には参議院選挙が控えておりますので、各組織におかれましては、体制を整え参議院選を闘っていきましょう。

 小田原・足柄地域連合では、2市8町で働く仲間と共に、Face to Faceを基本に「顔の見える運動」を継続して、構成組織の役員の皆様と共に「必ずそばにいる存在」として、地域の労働者や生活者の立場にたった取り組みを進めていくとの挨拶がされました。

 

 来賓の連合神奈川前島副事務局長からは、小田原・足柄地域での政治について、小田原市長選挙、大井町議会議員選挙、衆議院選挙が行われ、それぞれの取り組みに感謝申し上げます。特に衆議院選挙では、自公を過半数割れに追い込むことができ、立憲民主党と国民民主党が大きく議席を増やすことができました。この流れを来年の参議院議員選挙まで続けていきたいと思います。

 連合神奈川は、メインスローガンを旗印に、連合運動のモデルチェンジ、ジェンダー平等、参議院選挙、自然災害への備えなど様々な場面でジェンダーを入れて進めていくという力強い挨拶がされました。

 また、山神開成町長をはじめ、県労福協、地域労福協、かながわ労働センター、牧山参議院議員、水野参議院議員、清水小田原市議、中野小田原市議、笠井大井町議、労働福祉団体など多くの来賓の皆様に激励のご挨拶をいただきました。

 総会の議事では、活動報告、決算報告、活動方針(案)、予算(案)、新役員体制、スローガン、総会宣言の採択など、全てにおいて満場一致で承認されました。今総会で退任されます夏苅副議長をはじめ宮嶋副議長、幹事の皆様に心より感謝申し上げます。

 最後に山口博幸議長の発声により「団結ガンバロ―!」を三唱し閉会しました。