2024年11月7日報徳会館に於いて、恒例となっている2市8町首長政策懇談会を開催しました。
冒頭、山口議長より日頃の協力に対するお礼と今年も多くの首長の皆様の参加をいただき開催できることに感謝します。この政策懇談会は、お互いの情報の共有の場として非常に有効です。
この地域に住む組合員はもとより生活されている方が安心して過ごすことができるよう政策・制度要求と提言を提出しています。また、県西地域は自然に恵まれた環境を活かしてこの地域に住んで良かったと思えるような街づくりを一緒に進めていきたいと思います。本日は2025年度に向けた政策・制度要求をはじめ各行政の課題等について、首長の皆様と率直な意見交換を行ないたいと挨拶がされました。
続いて、連合神奈川の萩原副事務局長より、日頃から2市8町の皆様にご理解とご協力をいただいていますことに感謝申し上げるとともに、県西地域の首長の皆様のお話が聞けることを楽しみに参加させていただいています。連合神奈川は、昨年の定期大会で確認された「社会を新たなステージへ、ともに歩もう、ともに変えよう ~仲間の輪を広げ 安心社会をめざす~」をメインスローガンに運動を進めてきました。そして「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針」を活用した適正な取引に向け、実効性の高い啓発や積極的な指導を行い、とりわけ自治体が行う公共事業、公共調達などにおいても労務費の価格転嫁がはかられるよう設計労務単価の引き上げや工期・納期の設定などを求めることやカスタマーハラスメントの防止に向けて、自治体においても対策を講じることなどを進めていくために、政策・制度要求と提言を提出し行政の皆様と一緒になって地域の住民や生活者の事を考えて進めていきたい。また、連合としてお手伝いできることは積極的に取り組んでいきたいと挨拶がされました。
公務でお忙しい中、加藤小田原市長をはじめ加藤南足柄市長、本山松田町長、小田大井町長、山神開成町長、戸村中井町長、勝俣箱根町長、湯川山北町長にご出席いただきました。
各首長からは連合の政策・制度要求について前向きな意見が出されるとともに、県西地域の現状や各行政における課題について、さまざまな意見交換の場となり信頼関係を築く交流がはかられました。また、首長の皆様、地域連合役員からこのような情報交換できる場を増やしたいとの声があがりました。