
小田原・足柄地域連合は6月22日~23日に第4回役員研修会を実施しました。
箱根登山鉄道労働組合の加藤雅範議長代行の全面的な協力により、愛知県での学習や工場見学を通じて役員の学びの場となりました。





最初に、トヨタ博物館を視察するとともに昼食を取りました。
トヨタ博物館は、3階建ての建物で、日本の自動車産業の歴史はもとより外国の自動車産業の歴史を学ぶことができました。
2階、3階には、世界中の名車や旧車が展示してあり車好きには最高の体験でした。特に日本車は、トヨタだけではなく各メーカーの名車が展示してあり子供のころ憧れた自動車を近くで見ることができました。
また、展示室や図書室では、クルマ文化の資料やクルマの図書を閲覧することができ大変興味深い体験ができました。特に図書室では自分の乗った車のカタログを探し興奮している仲間もいました。
私たちの生活に身近な自動車のことを深く学ぶことができました。
名古屋城本丸御殿の見学では、当時の建物が復元されていて、建物柱、天井の造り、ふすまの絵、床の間の違い棚など、全てが繊細かつ綺麗で贅沢な作りがされていて大変興味をもって見ることができました。
そして二日目は、(株)松本義肢製作所の見学を行いました。冒頭、義肢装具士の佐口様から会社の概要を説明いただく中で、義肢製作所の仕事は「その他の製造業」であることを聞きました。
製作されている装具品は、毎年厚生労働省により価格が決められており、ライバル会社とは価格の競争ではなく、品質の良さで他社との違いをアピールしている。特に、装具品は医師の処方に基づき注文され、身に着けるお客様と対面をしながら製品を完成させていくというお話からは、一つひとつお客様の笑顔を想像しながら、丁寧に装具品を仕上げる心遣いを感じることができました。





この役員研修会を通じて、自動車の歴史や発展をはじめ、お客様を思うものづくりの精神の大切さなど、改めて学ぶことができました。参加した役員相互の交流や絆を深めることもできました。
引き続き、地域の中で学んだことを活かしていきたいと思います。
