1945年8月9日、この日、長崎に原爆が投下され、15万人とも言われる人々が死傷しました。それから約40年後の同日8月9日に私は生まれました。物心がついた小学生のころ、父が私にそのことを教えてくれました。その時から「いつか長崎を訪れ、1945年に起こったことを学びたい」と考えていました。今回、連合の平和行動を通して、その思いを果たすとともに、これまで知ることのなかったことに触れられる機会をいただけたことに感謝申し上げます。
平和記念式典で、最も印象的だったことは、宮田隆さんが被爆者代表として読み上げた「平和への誓い」です。宮田さんが特に伝えたいという思いを持ち、原稿に組み込んだ一文だったのではないかと感じました。参加してみて感じたことは「若者たちの参加」が非常に多いということです。中でも、コロナ禍で活動が制限されている中、高校生平和大使が作り上げた「クスノキプロジェクト」の動画は、非常に心に残りました。今回はコロナ禍ということもあり、平和記念式典の会場参加が制限されていましたが、参加して大変貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
副議長 横川 武