小田原・足柄地域連合は2022年12月2日に第32回定期総会を開催しました。
冒頭、丸山議長より、この一年間の取り組みに対する産別・単組の協力に感謝するとともに、今年度を振り返りコロナ禍により活動を自粛・中止ではなく、感染対策を徹底してウィズコロナを意識してどうしたらできるのかを考え少しずつ活動を進めてきました。メーデーについても皆様のご協力により、規模を縮小し形式も変更する中で3年ぶりに小田原城址公園の二の丸広場で開催することができました。今後も「新たな生活様式」にあった活動を今まで以上に取り組んでいきたいと考えています。
また、政治の取り組みでは、山北町長選挙で現職の湯川さんの再選を果たすことができましたが、中井町長選挙では現職の杉山さんは惜敗し残念な結果になりました。皆様のご支援・ご協力に感謝します。
来年の4月は「第20回統一地方選挙」が行われます。本日来賓としてお越しいただいております組織内の「清水たかお」小田原市議、支持を決定しています「佐々木ナオミ」県議会議員の必勝に向けて加盟組織が一丸となって取り組むこととします。
本総会で来年度の活動方針を確認いただき、各産別・単組の皆様と情報共有に努めお互いを理解し、本当の意味での「顔の見える活動」を進めていきたい。と挨拶がされました。
来賓の連合神奈川阿部副事務局長からは、昨日、連合本部が中央委員会を開催し、2023春闘方針を確認しました。5%の賃上げ要求の数字ばかりが注目され、あたかも「上げる」ことが当然のような雰囲気で報道されていますが、状況は相当厳しいと言わざるを得ません。慢性的なデフレマインドの中で起きている物価高、第8波まで数えるコロナ禍、経済施策の弱さが見られた円安・・・三重苦におかれた労使が、苦しみながらも、賃上げを皮切りとした経済の好転を見つめ続けることができるかどうか。2023未来づくり春闘は、大きな責任を持った取り組みであり、連合の責任は大きいと考えます。
春に構える統一地方選を含め、すべての闘いに勝利するため、ともにがんばりましょう。という挨拶をいただきました。
総会の議事では、活動報告、決算報告、活動方針(案)、予算(案)、新役員体制、スローガン、総会宣言の採択など、全てにおいて満場一致で承認されました。今総会で退任されます渡辺副議長をはじめ幹事の皆様に心より感謝申し上げます。最後に丸山議長の発声により「団結ガンバロ―!」を三唱し閉会しました。