




連合は、2月27日(木)に全国一斉に、そして連合神奈川では神奈川県内12か所の駅頭で2025春季生活闘争、一斉街頭行動を実施しました。
小田原・足柄地域連合は、清水たかお小田原市議、笠井裕太大井町議、地域連合役員が参加して、北條ポケットパークにて「みんなでつくろう!賃上げがあたりまえの社会」の実現をアピールしました。
今、食料品をはじめガソリンなどあらゆる生活必需品が高騰して家庭での影響は大きくなっています。物価高そのものが悪いわけではありません。物価が上がる中で、それを上回る賃上げが出来ないことが問題なのです。
社会全体の賃上げには、労働者の7割と言われる約4,000万人以上が働く中小企業での賃上げがカギを握っています。しかし、中小企業の現場からは原材料費や労務費が上昇する中で製品価格に転嫁ができないという悲鳴が相次いで聞こえてきます。中小企業の賃上げを実現していくためには、適切な価格転嫁を着実に進め、サプライチェーン全体で生み出した付加価値が適正に分配されなければならないと考えます。
このような中で連合は、昨年の春闘で、33年ぶりとなる「5%台の賃上げ」を実現しました。2025春闘は、「未来づくり春闘」の中で確実に賃上げを実現してきた流れを確固たるものにできるか否かの分水嶺にあるといっても過言ではありません。「賃金も物価も上がらないのがあたり前」という社会的規範、ノルムを変え、手取りを増やすことで個人消費を拡大し、賃金と物価の好循環を実現したいと考えています。
今こそ、賃金、経済、物価を巡航軌道に乗せることで、”安いニッポン”から抜け出し、再び豊かさを実感できる社会へと動き出すために、私たち労働組合が先頭に立って企業に要求・交渉し、その成果を公表し、組合のない職場をはじめとする社会全体に賃上げのすそ野を広げていきましょう。
働く仲間が安心して働き、安心してくらせる社会を実現するために、ぜひ「賃上げ実現・くらし支援」に向けた連合の取り組みに、みなさんのご理解をいただき、私たちと一緒に声をあげていきましょう。




