小田原市行政懇談会が、守屋市長はじめ副市長、経済部長など小田原市の担当部局の参加のもと小田原・足柄地域連合および小田原・足柄地域労福協の三役が参加して8月10日に小田原市役所会議室にて開催されました。
冒頭、守屋市長より、新型コロナウイルスは第7波として感染拡大が続いているが、政府の方針は行動制限をかけないとしており、心配はあるものの社会・経済をまわしていかなければならない。また、小田原市総合計画、2030ロードマップ1.0について具体的な内容について説明がされました。
地域連合丸山議長の挨拶では、現在も新型コロナウイルス感染症拡大第7波の勢いが止まらず、小田原市でも日々250~300名と拡大し、医療現場のひっ迫度も高くなりつつ、通常の患者さんが受診出来ない状況に追い込まれています。新型コロナウイルス感染症対策へのスピーディーな対応が求められてきています。また、地域労福協栗原会長からは、フードバンクを活用していただき、生活困窮者の実態に合ったスムーズな対応を小田原市と一緒に行ないたいとの挨拶がされた。
行政懇談会の中心的な議題として、総合計画2030ロードマップ1.0の基本構想、実行計画、計画期間に基づいた将来の都市像に向けて、「生活の向上」「豊かな環境の継承」「地域経済の好循環」の3つのまちづくりの目標を掲げ、「1医療・福祉」「2防災・減災」「3教育・子育て」「4地域経済」「5歴史・文化」「6環境・エネルギー」「7まちづくり」の7つの重点政策を時代の環境変化に合わせてコンパクトかつフレキシブルに対応し市民の皆様が住み続けていただけるような計画を進めていきたいと説明があり、それについて意見や質問を行い現段階での状況について理解を深め合いました。
更には、政策制度要求にも関わる「フードバンクかながわとの連携」「防災・減災対策」「高齢化社会に対する公共交通対策」など多くの意見交換を行い大変良い雰囲気の中、行政懇談会を終了することができました。