小田原・足柄地域連合に加盟する組合の職場視察として、国立印刷局小田原工場を視察しました。
この工場では、普段皆さんが使用している「紙幣」いわゆるお札を製造している工場となっており、今年の7月3日に発行される新しいお札の製造工程を見せていただける大変貴重な視察となりました。
新たに発行される紙幣には、ユニバーサルデザインが採用され、年齢や国籍、障がいの有無にかかわらず使いやすい紙幣に向けて、額面を表すアラビア数字を大きくしたり、識別マークの位置等にも工夫がなされており、肝心の偽造防止技術としては、有名な「すかし」についても、人像周囲に格子状のすかしが新たに入ったり、きらきら光るホログラムについても、高額券にストライプ型が採用されています。
また、セキュリティー体制についても、各居室においてカードでの入退室管理がされ、製造工程ごとの数量管理がおこなわれるなど、貴重製品を扱う工場ならではのレベルだと感じました。
小田原・足柄地域連合としては、今後も顔の見える運動を展開していくと同時に、オルグ活動や視察等を通じて組織内にも目を向けて、取り組みを展開していきます。