第93回小田原・足柄地域メーデーを4月23日(土)に小田原城址公園二の丸広場にて3年ぶりに開催しました。
コロナ禍での開催となり規模を500名と縮小し、加盟組織の役員、組合員中心の参加となりコロナの感染対策を徹底する中で地域連合と地域労福協共催で行うとともに、小田原市より名義後援をいただき、約330名の参加のもと実施することができました。
式典では、冒頭実行委員長の丸山地域連合議長より、加盟組織の皆様のご協力をいただく中で、3年ぶりに「二の丸広場」でメーデーを開催できたことに心から感謝申し上げます。この2年間、コロナ禍で地域の活動も非対面の活動が余儀なくされてきました。役員間の交流や役員と組合員の繋がりや関係も変化してきました。働き方も変わり、人との接点が無くなり「孤独感」を感じる人も増えてきています。今後は、「ウィズコロナ」を意識して感染対策を図りながら少しずつ新たな日常を構築しながら皆様のご協力のもと地域の活動を進めていきたいと訴えました。
さらには、中国でのロックダウンやロシアのウクライナ侵攻等によりエネルギーや穀物影響が出てきており、物価の上昇傾向が続いているなど政治の課題にも触れながら、今年の夏に行なわれる参議院選挙では皆様のご支援により組織内候補の当選を目指しましょう。そして来年の統一地方選挙の取り組みに繋げていきたいと考えます。加盟組織の役員、組合員の皆様に引き続きご支援、ご協力を要請しました。また、「働くことを軸とする安心社会の実現」を目指しこの地域で働く者が団結して取り組んでいきましょうと挨拶しました。
また、来賓挨拶では、永井連合神奈川副会長をはじめ、県労福協の市川事務局長、守屋輝彦小田原市長、加藤修平南足柄市長、府川裕一開成町長、松本一彦真鶴町長、安藤昭一かながわ労働センター湘南支所労働相談課長、牧山ひろえ参議院議員、佐々木ナオミ神奈川県議会議員、組織内の清水たかお小田原市議会議員など友好関係にある小田原市議会議員、労働福祉団体の多くの方々から激励のご挨拶をいただき、メーデースロ―ガン及びメーデー宣言の提起を行い採択確認し、丸山実行委員長の団結ガンバロー三唱で式典を終了しました。
イベントでは、加盟組織の協力により各労組賞、労働福祉団体賞、地域連合30周年賞を含めた大抽選会は盛況で参加された組合員の皆様から好評でした。今年の模擬店は感染対策を徹底するため飲食を伴う出店はせず、企業や労組のアピールのための出店として、カネボウ労組、全印刷労組、箱根登山鉄道労組のご協力により3店の出店ができました。
最後に、副実行委員長の栗原労福協会長より閉会宣言を行い盛況の中メーデーを終了いたしました。