3月9日(木)、横浜地域連合と連合神奈川は、横浜市庁舎31階レセプションルーム会議室において「令和5年度横浜市予算案説明会」を開催しました。横浜地域連合からは五役、各地区連合代表者、政策委員の皆さん17人が参加し、連合神奈川からは吉坂会長以下11人が参加しました。また、横浜市からは山中市長をはじめ、経済局、財政局から6人が参加し、予算案の説明を受け、その後意見交換をしました。
予算案説明会冒頭、山中横浜市長は「令和5年度は横浜の魅力をさらに高め、多くの皆様に選ばれる新しい横浜をつくっていく。持続可能な市政運営を目指しながら、市民の皆様の安心・安全な暮らしをしっかりお支えして横浜の未来を切り拓いていく。その決意で一般会計予算1兆9022億円となる予算を編成した。横浜は人口減少社会に突入しており、最優先で力を注ぐべき施策を子ども子育て支援と位置付けている。一方でコロナが完全に収束するということはなかなか難しいと思われるので、引き続き確実に受診できる地域医療体制の構築、適切な情報提供など安心・安全な暮らしを支えていく。その他医療・福祉・教育施策のさらなる充実にも取り組んでいく。また、防災・減災の対策も着実に進めていく。横浜をさらに住みやすく、活力がある街にしていく決意である。その実現のために連合神奈川、横浜地域連合の皆様と共に働く方々の幸せのために必要な施策、これを見極めて着実に推進していきたい。」と挨拶しました。
【横浜市予算案説明会にご参加の皆さん】 【予算案作成の方針を述べる山中市長】
秋山議長からの挨拶では、「日頃より私たちの活動にご理解ご協力をいただき、感謝申し上げる。新型コロナ感染症への対応等も含めた厳しい財政状況の中、大変なご苦労があったことと思うが、この間のご努力に対して敬意を表したい。横浜地域連合では、昨年12月7日に、横浜市に提出した65項目の『政策・制度要求と提言』に対する回答をいただき、予算案では様々な課題について予算措置を行っていただいた。とりわけ、強い要望だった『小児医療費への助成』『保育・教育人材の確保及び質向上のための取り組みの推進』等に誠意をもって対応していただいたことに改めて感謝申し上げる。予算案の全体については、本日ご説明をお伺いし、今後精査させていただくが、横浜をより一層輝く都市へと飛躍させていくためにも、横浜の377万市民の皆さんが「横浜に住んで良かった」と思えるように、またコロナ禍を乗り越え、誰もが希望をもって生活できるように、引き続き市政に邁進していただくことをお願いしたい。」と述べました。
【挨拶をする秋山議長】 【質問をする鐘ヶ江議長代行】
引き続き行われた意見交換では、横浜地域連合・鐘ヶ江議長代行より「コミュニティ・生活環境づくり」に関連して、「『安心と安全につながる地域づくり』で防犯に対する横浜市としての考えと施策」についての質問を行い、「『子育てしたいまち 次世代を共に育むまち ヨコハマ』の実現には、住みやすいコミュニティの基盤となる安全で安心できる地域づくりが必要。自治会町内会をはじめとした地域の方々による防犯活動に対して、引き続き支援していく必要があると考えてる。令和5年度予算案では、約6億6,000万円を計上しLED防犯灯の整備など、地域防犯に資するハード面の整備を引き続き進めていくとともに、各区で実施する防犯活動の啓発等を支援する。このほか、神奈川県警察等の関係機関と連携した特殊詐欺防止等の啓発活動、青色回転灯装着車での防犯パトロール等、地域の防犯力を強化する様々な取組も実施していく。」との回答を受けました。