2023年11月29日(水)、横浜地域連合はワークピア横浜において「第33回定期総会」を開催しました。今回の定期総会は4年ぶりに代議員数や来賓の方々の参加をコロナ禍以前の規模に戻しての開催となりました。
冒頭、秋山議長から「世の中は変化の激しい環境にある。そのような中、横浜地域連合は『やるためにはどうすればよいか』をしっかり議論し、各種活動を積極的に再開させてきた。4月の統一地方選挙は横浜で働く仲間と家族が安心して仕事や生活ができるための重要な取り組みだったが、地区連合や構成組織と一体となって取り組むことが出来た。大きな行事としては6月に政令指定都市地域協議会連絡会議を横浜で開催した。これは全国20の政令市の地域協議会(地域連合)が集まり、政令市として共通する課題や各都市の課題の学習や意見交換する有効な取り組みだったが、開催にあたり行政や関係機関のご協力を得ながら準備を進め、成功させることができた。各種活動にご尽力をいただいた多くの皆様に心から感謝申しあげる。本総会にあたり、思いを込めて3点申し上げたい。1点目は『働くことを軸とする安心社会の実現』で、実質賃金を確保すべく人への投資と月例賃金の持続的な改善等を力強く推進し、雇用と生活のセーフティネットの充実・強化につなげていく。また、地域活性化の取り組みによりすべての働く仲間を守り、つなぐ活動を展開していく。2点目は『必ずそばにいる存在になる』で、労働組合が自分達のために連帯するだけでなく、すべての人々に寄り添って存在することは常に求められていると思う。同じ方向を向いて皆が力を合わせ、コミュニケーションの活性化を図り理解と共感を得ながら、すべての働く仲間や生活者とつながる活動を展開していく。3点目は『安全と健康は全てに優先する』で、全ての生活や活動において危険な状態を作らないこと、けがや病気に罹らないことが一番大切であり、このことを常に念頭に置いた活動となるよう取組んでいく。以上3点を踏まえ、労働運動の原点を再確認し連合神奈川の中心的な地域連合として『人』と『職場』と『地域』を運動の基本にし、高い志を持って社会的使命を果たしていきたい。また、これまでの歴史を大切にし、6地区連合の力を結集して総合生活改善への果敢な取り組み、政策制度要求と提言の充実や、地域連帯活動の更なる推進等も進め、組合員の幸せづくりと明るく元気な横浜づくりに向けて活動していきたい。」と挨拶がありました。
来賓は、連合神奈川・阿部事務局長、横浜市・山中市長、かながわ労働センター・池松所長、立憲民主党神奈川県連・青柳代表、国民民主党神奈川県連・小粥代表代行、公明党市議団・行田副団長、社民党横浜市連合・森副代表の皆様から挨拶を頂戴しました。その他、立憲民主党参議院議員、市会議員の方々、横浜地域連合が推薦決定した衆議院選挙候補者の方々、中央労金神奈川県本部、中央労金横浜支店、こくみん共済coop神奈川推進本部、神奈川県労福協、横浜労福協、ワークピア横浜からの代表者の方々にもご臨席を賜りました。
【連合神奈川 阿部事務局長】 【横浜市 山中市長】
【労働センター池松所長】 【立憲民主党青柳代表】 【国民民主党小粥代表代行】 【公明党行田副団長】 【社民党森副代表】
議事に入り、2023年度活動報告のあと、2024年度活動方針が提案され、第1号議案 運動方針(案)、第2号議案 予算(案)、第3号議案「連合中央会費制度」に伴う規約の改正(案)、第4議案 役員体制(案)、第5号議案 総会スローガン(案)、第6号議案 総会宣言(案)は満場一致で可決され終了しました。
議事終了後、退任する長谷川事務局次長が挨拶をしました。(蔵光副議長、福居副議長、金原副議長は公務のため欠席)
【退任の挨拶をする長谷川事務局次長】
続いて新役員が挨拶をしました。(柴田副議長は公務のため途中退席)
【福井副議長】 【泉水副議長】 【武本事務局次長】
最後に秋山議長の発声により団結ガンバロウを三唱し、閉会しました。