2019年新春の集いを開催
2019年1月8日、16時より、横浜市中区のロイヤルホールヨコハマにおいて、連合神奈川「新春の集い」を開催し、構成産別役員を始め、福祉団体、自治体、各級議員など、あわせて487名が出席しました。
主催者を代表して柏木会長の挨拶の後、来賓として黒岩神奈川県知事、林横浜市長、加山相模原市長、伊藤川崎市副市長、石渡神奈川県経営者協会会長にご祝辞をいただきました。
鏡開き、全労済神奈川推進本部の元重本部長の乾杯に続いて、来賓紹介では、各級議員・自治体首長・議員団会議会員の方から一言ずつステージ上でご挨拶をいただきました。懇談の後、最後に吉坂会長代行の中締めにてお開きとなりました。
柏木会長2019年頭のごあいさつ
あけましておめでとうございます。
旧年中の連合運動に対するご協力に、心より感謝申し上げます。時代の変革期における労働運動の果たす役割は、益々大きくなっています。
変革期の大きな要因に人口動態の変化があります。例えば、すでに人口減少期に入っているにもかかわらず、2019年は世帯数が5300万とピークになり、2020年は女性の過半数が50歳以上になるそうです。さらに、2021年は団塊ジュニアが50歳代に入り、2022年は団塊の世代が75歳に入るそうです。介護離職が増え始めるでしょう。
私たちを取り巻く周辺環境の変化は、人口動態だけでなく、4月から「労働法制」も時間外の上限規制などが導入され、世界的には経済をはじめとする流動化が、我が国の社会をさらにハイリスクな舞台へと巻き込んでいきます。また、AIやIoTなどの導入スピードも級数的に拡大していきます。
私たちの労働運動は、組合員にとどまらず、多くの働く者の声と力を結集し、リスクヘッジすることも重要です。そのためには、「春季生活改善闘争」を中心とした自らの働く環境・労働条件の改善に取り組むことはもとより、社会システム全般への問題意識を共有し、時代の流れの先行きを予測して行動すること、そして今できることを懸命にやりきることだと考えます。
私たち組織労働者が希望をもち、そして、より多くの仲間と連携しながら、取り組める余力のあるうちに「誰も取り残さず」「持続可能な社会の構築」に取りかかろうではありませんか。
2019年は、12年に一度の統一地方選挙と参議院議員選挙が重なる年です。働く仲間と気持ちを共有し、生活者の視座で取り組める首長・議員をしっかりと当選させなければなりません。
本年も、連合神奈川に対する絶大なご支援・ご協力をお願いするとともに、皆様の益々のご健勝とご活躍を祈念いたします。