横浜地域連合は3月7日(火)横浜市技能文化会館2階ホールにおいて、加盟組織、地区連合組合員ら約270名が結集し、「底上げ・底支え」「格差是正」を通じて、「経済の自立的成長」「包括的な社会の構築」「ディーセント・ワークの実現」をめざし、総決起集会を開催した。

岩沢事務局長の司会で開会した「2017春闘勝利 総決起集会」は、主催者を代表し中田議長の挨拶で始まった。「賃金改善は単なる固定費増ではなく『人への投資』」です。企業側が単に固定費増と考えるのは、賃金改善をしてもそれ以上のメリット、つまり利益や業績の向上を期待出来ないと考えているということで、働く側としては会社側のこういう解釈は誠に残念としか言いようがない。賃金が確保され、自分の将来の見通しが立つからこそ業務に邁進でき、結果、自社のサービスや商品の性能が上がり、業績の向上、利益の増大、そして、そういう企業に興味を持った若者が希望を持って入社し、ベテランから若手社員に技術・技能の伝承を行い、また競争力を上げていく。多くの働く仲間はこのような“好循環”を望んでいるはず。今一度、交渉の場で強くアピールし、目標額獲得を目指して最後まで奮闘してほしい」と呼びかけた。

次に、連合神奈川柏木会長から基調講演「春闘情勢と政治情勢」と題し、2017春闘の基本的な考え方についてと政治情勢、今後の取り組みについて提起がされた。

続いて、民進党第1区~8区までの総支部長から次期衆議院選挙勝利への決意が述べられ、牧山ひろえ民進党神奈川県連副代表から「気を抜かずに最後まで頑張りぬこう」と決意表明した。集会には真山勇一参議院議員も参加し連帯の挨拶を述べた。参加者を代表し、電機連合小鹿崇孝氏と運輸労連萩原和彦氏から決意表明が行われた。最後に高橋議長代行から「集会決議(案)」が読み上げられ満場の拍手で採択された。二階堂議長代行の閉会の挨拶に続いて、中田議長による「団結ガンバロウ」三唱で集会を締めくくった。

団結ガンバロウ