2021年3月12日(金)、38回目となる神奈川県経営者協会と連合神奈川の政策意見交換会が開催された。今回は、新型コロナウイルス感染症対策防止の観点から規模を縮小し、コロナ禍での働き方や地域活性化の取り組み、春季生活闘争における労使お互いの基本主張や政策課題について意見交換を行った。
 はじめに吉坂会長から「新型コロナへの対応が続き、働き方が大きく変わる中にあって、こうした地域の労使で意見交換の場を持つことができたことに感謝したい。コロナ禍を乗り越えるためにも労使が協力して地域を活性化することが不可欠だ。春闘課題についてはヤマ場を控えて2014年からの賃上げの流れを止めることなく社会全体で課題を共有していきたい」と挨拶した。

 

神奈川県経営者協会の西野副会長兼労務委員長からは「新型コロナの影響は、働く現場を大きく変容させた。テレワークへの対応などこうゆう時期だからこそ、あらゆるステークホルダーと意見交換しながら、経営と現場が丁寧に対応していくことが必要だ。春闘課題についてはコロナ禍であらゆる業種の経営を圧迫していることを勘案することが必要だ。」と挨拶された。
その後、連合神奈川の林事務局長・米塚副事務局長と神奈川県経営者協会の二見専務理事から「①地域活性化の取り組み(笑顔と元気のプラットフォーム)、②2021年春季生活闘争における労使の基本主張」について、それぞれの考え方が説明された。その後の意見交換では、テレワークの課題と将来、コロナ禍での働き方や意識変容・組織課題、地域フォーラムについて、など多岐に渉り意見が交わされた。

 日  時:2021年3月12日(金)11:00
場  所:ワークピア横浜2F 「くじゃく」
出席者:≪神奈川経協≫西野副会長兼労務委員長以下7名
≪連合神奈川≫吉坂会長以下7名