連合神奈川30周年の2020年に向けてチャレンジします

11月11日(金)、連合神奈川では「ストップ・ザ・格差社会!すべての働く者を連合の輪へ〈安心社会〉を切り拓こう!」をメインスローガンに、ワークピア横浜において代議員・役員・傍聴あわせて272名の出席により第28回年次大会を開催した。

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柏木会長は挨拶の中で、「①連合神奈川としての発信力の強化に戦略的に取り組んでいく。②組織拡大の取り組みは、40万連合神奈川に向けた実践的な活動を展開中である。③東日本大震災避難者支援の取り組みについては、避難者の方々のニーズの変化にあった支援策を選択・集中して展開していく。④地域連合の活動の強化については、街頭行動など顔の見える運動を継続強化していく。⑤第24回参議院選挙では、神奈川選挙区において全国比例候補者とのシナジー効果を発揮できたものの、民進党2名を当選させることができず、推薦した金子洋一さんは惜敗した。衆議院解散への対応は、現在対応方針を検討中である。」と今年の具体的活動を振り返る中で、「2020年・連合神奈川結成30年をターゲットにして社会的影響力のさらなる向上に向け運動方針を補強していきたい」と活動計画の骨子を述べた。

来賓では、連合本部木村副事務局長、黒岩神奈川県知事、林横浜市長、藤永神奈川労働局長、民進党神奈川県連後藤代表など大勢の来賓が臨席された。
議事に入り、林事務局長から「2017年度の活動計画」が提案され満場一致で決定した。続いて、第2号議案「予算(案)」、第3議案「大会スローガン(案)」第4号議案「大会宣言(案)」も満場一致で決定され、議事を終了した。

議案に続いて、組織拡大実績の発表と表彰、退任役員功労表彰が行われ、最後に、柏木会長の発声のもと団結ガンバローを三唱し閉会した。

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議案を満場一致で可決 退任役員功労表彰者を代表してJAM・酒井さん挨拶 組織拡大表彰

大会宣言

 本日、私たちは、『ストップ・ザ・格差社会!すべての働く者を連合の輪へ「安心社会」を切り拓こう!』をメインスローガンに、第28回年次大会を開催し、2017年度活動計画を決定した。

これまで連合は「クラシノソコアゲ応援団!2016RENGOキャンペーン」第1弾において、働く者・生活者の立場から「働く者が報われる社会」をめざし、広く国民に訴える取り組みを展開してきた。われわれ連合には、暮らしの「底上げ・底支え」「格差是正」に対する国民の意識を高め、一人ひとりの思いと、国会内での議論の橋渡しをより積極的に果たすことが求められている。引き続き国民世論を動かしていくために、貧困や格差社会、長時間労働の是正などの身近で具体的な課題を突破口に、国会動向もにらみつつ、連合本部、構成組織、連合神奈川、各地域連合が引き続き総がかりで取り組みを力強く推進する。

いまこそ連合神奈川は、働く者・生活者の一人ひとりの怒りを結集し、社会を変革する大きな力にかえていく。そして、集団的労使関係を社会の隅々にまで張りめぐらし、互いに支え合い、助け合い、ともに運動する仲間の輪を拡げていく。また東日本大震災・熊本地震からの復興・再生を引き続き全力で支えていく。そのために私たちがめざすのは、すべての働く者の力の結集軸となり、社会の不条理に立ち向かい、「働くことを軸とする安心社会」を実現することである。

わたしたちは、本年次大会で確認した活動計画に基づき、新たな労働運動のスタートをきる。

ストップ・ザ・格差社会!すべての働く者を連合の輪へ 「安心社会」を切り拓こう!

以上、宣言する。

2016年11月11日

連合神奈川第28回年次大会