神奈川労働局より過重労働解消に向けた取り組み要請を受ける
厚生労働省では11月を「過重労働解消キャンペーン期間」と定めています。
10月31日(月)10時から、神奈川労働局より「長時間労働削減をはじめとする『働き方改革』に向けた要請書」(要請書はこちら)を受け取りました。
神奈川労働局は「『ニッポン一億総活躍プラン』に『長時間労働の是正に向けた法規制の強化』盛り込まれたことを踏まえ、キャンペーンの一環として、県内の主要な使用者団体および労働組合の参集を求め、長時間労働の削減や年次有給休暇の取得促進のために、これまでの働き方を見直し、効率的な働き方を進めていくよう協力を要請していく」と趣旨を説明しました。
連合神奈川の林事務局長は「①連合神奈川では、様々な労働相談に対処してきており、雇用契約・賃金・差別・セクハラなど、相談件数は9月末までで934件で前年比113%となっている。②本日要請のあった長時間労働削減をはじめとする取り組みは、これまで連合や各産別が求めてきたことであり、これまで以上に労使共同の取り組み強化で実効性が上がることを期待したい。③連合神奈川としても労働相談による課題解決や、働く側の意識改革も進めていく。また労働組合のない会社・職場への労働局ならびに使用者団体のご理解ご支援をお願いしたい」と労働側を代表してコメントしました。