県中央地域連合では、2月23日(木)、海老名市文化会館にて午後6時10分より障害者雇用の促進に向けたセミナーを開催しました。主催者代表・綿引議長に続き、後援を受けた綾瀬市商工会・笠間会長からもご挨拶を頂きました。

まずハローワーク大和の増田しのぶ雇用指導官から障害者雇用制度の内容や現状について説明があり、次に綾瀬市内を中心に操業する(株)栄和産業の伊藤正貴社長が登壇。当初は不安があったものの一つ一つを乗り越え、雇用を実現していった経過をお話いただきました。中でも「障碍者を雇用することで、自分たちも働く喜びを味わうことが出来る」という言葉に多くの参加者が感銘を受けました。続いて、えびな支援学校の伊藤伸一郎教諭のお話は、就労に向け生徒たちが積み重ねている様々な努力が伝わるものでした。53名の参加者には企業の人事・総務担当者もあり、トライアル雇用や企業実習など「はじめの一歩」を踏み出すきっかけとなるセミナーとなりました。