連合神奈川は、2月28日(火)の第313回執行委員会において「2017春闘方針そのⅢ」を確認しました。本確認内容を踏まえ、連合神奈川としての主な諸行動を示し、取り組んでいくことにします。

 

Ⅰ.連合本部第3回中央闘争委員会 確認事項(2/16)

1.至近の経済情勢について

アメリカでは雇用・所得環境の着実な改善を背景にしっかりとした回復が続いている。ヨーロッパでも企業部門の低迷を家計部門がカバーして、緩やかではあるが回復を続けている。中国でも公共投資増や自動車減税等政策効果で成長率が下げ止まり、安定した成長経路をたどると想定されている。世界経済が緩やかな成長を続け、加えて円相場が円安方向に動いているのを受けて、日本経済も輸出が持ち直し生産・設備投資も伸びを高めると想定され、2016年度の実質GDP見通しが2016年10月時点の1.0%から1.4%に上振れしている(日銀展望レポート政策委員見通しの中央値)。

一方内閣府が2月13日に公表した2016年10~12月期四半期別GDP速報(1次速報値)によれば、実質GDP成長率は前期比0.2%増(年率換算1.0%増)で、4四半期連続のプラスとなった。名目GDPも同じく4半期連続プラスで、前期比0.3%増(年率1.2%増)だった。

ただしこのプラスのほとんどは外需が伸びたことによるもので、内需および個人消費の寄与分はいずれも0.0%の押し下げ効果となっている。前年同期比のGDPデフレーターは▲0.1%、うち国内需要デフレーターが▲0.3%となっている。

日本経済の自律的成長に向け、引き続き月例賃金引き上げにこだわる取り組みを進め、家計所得を向上させなければならない。連合は引き続き、経営者団体との対話を通じて、経営には社会的要請に応える責務があることを訴えていく。

 

2.大手追従・大手準拠などの構造を転換する運動の前進に向けた取り組み

2017春季生活闘争においても、「底上げ・底支え」「格差是正」の実現をめざし、引き続き個人別賃金水準にこだわる取り組みを進めていく。

賃金水準の社会的波及と相場形成を高めるため、「中核組合の賃金カーブ維持分・賃金水準」および「代表銘柄・中堅銘柄」をすでに開示している。加えて「2017地域ミニマム運動」(連合組合員の2016年個別賃金実態調査)で得られたデータを分析した「都道府県別・大括り産業別の賃金特性値」も後日開示する。

 

3.当面の闘い方

構成組織は単組に対し、本格的に交渉を進め、すべての働く者の「底上げ・底支え」「格差是正」への取り組みを強化するよう指導する。ヤマ場である3月15日を含む「第1先行組合回答ゾーン」(3月13~17日)に可能な限り多くの組合が回答を引き出すべく、交渉配置を行う。加えて、あらゆる状況を想定してスト権の確立やその他の戦術が速やかに取れるよう、闘争体制の点検・整備をはかるよう指導を強化する。

 

Ⅱ.連合神奈川における今後の主な取り組み

1.神奈川ミニマム運動の取り組み

「連合神奈川としてのミニマム基準設定について」

 連合神奈川におけるミニマム基準の設定については、全産業の賃金水準が把握できていないものの、構成組合の協力の下、これまで地域ミニマム賃金設定が可能となる目安としての、「300人未満の中小労組を基本に、3,000名分以上の目標」は十分にクリアーできていることから、上述の「年齢別賃金特性値表」および「産業別特性値表」の第1十分位を、連合神奈川としての2017春闘におけるミニマム基準の参考値として設定することにします。構成組織は、上述したミニマム基準を元に、地域における職種別賃金の相場観を高める運動を進めていくことにします。なお、今後、全産業の賃金水準が把握できる様、地域ミニマム運動への一層の協力を求めることにします。

 

2.ヤマ場に向けた取り組みについて

(1)回答引き出しに向けた交渉配置について

最大のヤマ場である3月15日を含む「先行組合回答ゾーン」(3月13~17日)に、可能な限り多くの組合が回答を引き出せるよう準備と調整を進めます。各部門別連絡会議は、中核組合を中心に回答の集中化と情報の開示を積極的に行い、より波及力を高めていくことにします。

(2)交渉力強化について

連合神奈川地域連合への学習会・決起集会等における激励を行い、闘争の一体的取り組みを推進していきます。また、連合神奈川は経営者協会との意見交換会を開催し、本春闘における働く者の処遇改善に向けた取り組みを訴えていくことにします。

○神奈川県経営者協会      2月27日(月)

○神奈川県中小企業経営者協会  4月18日(火)

(3)ヤマ場に向けての体制強化

各構成組織は、あらゆる状況を想定してスト権の確立やその他の戦術が速やかに取れるよう、闘争体制の点検・整備を図るよう指導を強化します。

 

3.部門連絡会議の開催について

各部門連絡会議をタイムリーに開催し、交渉の推移をはじめとして情勢等の共通認識を深め、回答引き出しに向けての意思結集を図るとともに、交渉対策と交渉強化を図ります。

4.中小学習会の実施

日 時:2月24日(金)18時30分~19時30分

場 所:ワークピア横浜

参加者:60名

内 容:2017春季生活闘争・中小共闘の取り組みと課題(仮題)

連合総合労働局局長  須田 孝 氏

 

5.中小支援センター春闘オルグ

連合ユニオン神奈川ならびに神友連への交渉支援を目的に、春闘オルグを実施します。

 

6.組織拡大の取り組み

(1)街宣行動

交渉期間の前後を通じ、未組織・未加盟組合への情報提供、相談対応を積極的に進めることにします。「クラシノソコアゲ応援団!RENGOキャンペーン第二弾」との連動を図りながら、「連合神奈川の日」における街宣活動など、各級議員ならびに神奈川総合法律事務所との連携のもと、「目に見える連合神奈川」をアピールしつつ、組織拡大の運動に寄与していくことにします。

地域連合 期日 時間 場所
横浜 3月 7日(火)  8時00分~ 桜木町駅
川崎 3月29日(水) 18時00分~ 川崎駅東口
三浦半島 3月 9日(木) 18時00分~ 大船駅
湘南 3月10日(金) 18時15分~ 茅ヶ崎駅
県中央 3月10日(金) 18時00分~ 大和駅
西湘 3月21日(火) 18時00分~ 秦野駅
相模原 3月 8日(火) 18時15分~ 相模大野駅
厚木・愛甲 3月 8日(水) 18時00分~ 本厚木駅
小田原・足柄 3月13日(月) 18時00分~ 小田原駅

 

(2)まちかど労働相談の実施

「まちかど労働相談」を5月13日(土)、6月17日(土)、9月3日(土)、10月9日(月)13時~新都市プラザ(横浜そごう前)にて開催していくことにします。

 

7.春闘学習会・決起集会の開催

(1)地域連合 春闘学習会・決起集会

3月 3日(金)相模原   150名 阿部副事務局長、本村衆議院議員

3月 3日(金)川崎    600名 渡部副事務局長

3月 7日(火)横浜    300名 柏木会長、民進党代表

3月 7日(火)県中央    30名 渡部副事務局長

 

(2)連合神奈川 2017春季生活闘争3.1総決起集会

日 時   2017年3月1日(水)18時30分~

場 所     関内ホール   規模  1,200名

内 容

○主催者代表挨拶   連合神奈川 柏木 会長

○基調講演      連合本部  安永 副事務局長

○産別代表決意表明  電機連合、自動車総連

○働き方改革と労働法制の動向 神奈川総合法律事務所 嶋崎弁護士

○集会宣言(案)採択 連合神奈川青年委員会

○団結ガンバロー

以 上