第90回小田原・足柄地域メーデーを4月27日(土)に小田原城址公園二の丸広場にて開催しました。

当日はあいにくの雨となりましたが、例年と同様、地域連合と地域労福協共催で行うとともに、小田原市より名義後援をいただき、産別・単組の組合員をはじめ一般の方も含め約1,850名の参加のもと盛大に開催することができました。

式典では、冒頭実行委員長の安池地域連合議長より、4月から大企業に適用された残業時間の上限規制など70年ぶりの法改正について「働く人の声が反映されなければ本当の働き方改革にはつながらない」として、「働く側が力を持つことが大切であり労働組合が先頭に立ち、職場環境の改善を」と呼びかけた。また、貧困と食品ロス対策として家庭に眠っている食材を持ち寄り、必要としている人に届けるフードバンクの活動も継続的取り組んでほしいと訴えました。さらには、政治の課題にも触れながら第19回統一地方選挙の取り組みでは皆様のご支援により一定の成果を上げることができたと感謝を述べるとともに、第25回参議院選挙についても、引き続きご支援、ご協力を要請しました。また、「働くことを軸とする安心社会の実現」を目指しこの地域で働く者が団結して取り組んでいきましょうと挨拶しました。

また、来賓挨拶では、渡辺連合神奈川副会長をはじめ、加藤憲一小田原市長、加藤修平南足柄市長、府川裕一開成町長、冨田幸宏湯河原町長、手島かながわ労働センター湘南支所長、神山洋介前衆議院議員、参議院議員牧山ひろえの柴田秘書、参議院議員候補乃木涼介の野村秘書、佐々木ナオミ神奈川県議会議員、組織内および友好関係にある小田原市議会議員、労働福祉団体の多くの方々から激励のご挨拶をいただき、メーデースロ―ガン及びメーデー宣言の提起を行い採択確認し、安池実行委員長の団結ガンバロー三唱で式典を終了しました。

イベントでは、毎年恒例となっている消防車の展示と子供用の消防服を着て記念撮影を行うとともに救命救急の対応など小田原消防の協力のもと実施しました。あいにくの雨とはなりましたが、参加者された方には大変喜んでいただきました。

また、各労組の協力により出店した模擬店や各労組・福祉団体賞を含めた大抽選会も盛況で参加された組合員・ご家族の皆様から好評でした。毎年、招待している福祉施設の参加者の皆様も大変喜んでいただきました。最後に、副実行委員長の丸山労福協会長より閉会宣言を行い大盛況の中メーデーを終了致しました。