退職者産別代表者会議を開催

 5月30日(火)14時からワークピア横浜で退職者産別代表者会議を各産別代表者と神奈川シニア連合役員49名が出席し3部構成で開催しました。
第1部の産別代表者会議は東谷事務局次長の進行により開会。シニア連合を代表して永井会長(写真)から「①本会議は、シニア連合の日頃の活動を報告し意見を聴く場である。②社会保障の劣化をこれ以上許してはならない。③シニア連合の組織拡大は昨年度迄の3年計画ではマイナスとなっている。④共謀罪成立等悪政を行っている安倍政権を存続させてはいけない。⑤シニア連合は皆様とスクラムを組んで前進したい」旨の挨拶がありました。

 

続いて連合神奈川を代表して柏木会長(写真)から「①各産別の諸活動に参加していることに謝意。②現役世代は将来に対する憂いが薄いので警鐘をならしていただきたい。③安倍政権のやっている事は将来に必ず悪い花が咲くことになる。連合運動への協力を。」等の挨拶がありました。
議事では池田事務局長からシニア連合の2017年度主な活動経過報告と今後の取り組みについて報告と提起。連合神奈川の渡部副事務局長からの直近の活動報告。シニア連合の新田顧問からは社会保障制度の課題について提起しました。

 

第2部は15時20分から池田事務局長の進行により「日本退職者連合・2017年社会保障等に関する要請内容について」を日本退職者連合・川端邦彦医療福祉専門委員会委員長(写真)より「①持続可能な社会保障制度について、②社会保障教育の推進について、③雇用・労働法制について、④被用者保険の確実な適用と対象拡大について、⑤年金制度について、⑥地域包括ケアシステムについて、⑦医療制度について、⑧介護保険制度について、⑨貧困・低所得者対策について、⑩地域公共交通の充実について、⑪「マイナンバー」と社会保障個人会計について、⑫審議会等への参画について、⑬税制について、⑭エネルギー政策について、⑮原子力エネルギーに依存しない社会に向けて、⑮積雪・灯油福祉料について、⑯カジノ賭博合法化について、⑰奨学金制度の改革について、⑱不招請勧誘・販売に対する規制強化について」と多岐に亘る説明を受けました。第3部は意見交換会(懇親会)を16時40分から峰事務局次長の司会により行い、テーブル毎に分かれて意見交換に話しが弾む中を18時過ぎに閉会となりました。