横浜地域連合は3月8日(木)横浜市技能文化会館2階ホールにおいて、加盟組織、地区連合組合員ら約250名が結集し、「賃上げの拡がり」と「働き方の見直し」を同時に推し進め、「経済の自律的成長」「包摂的な社会の構築」「人的投資の促進」「ディーセント・ワークの実現」をめざす総決起集会を開催した。
高橋議長は「賃金改善は経済の成長に大きく貢献するものである。私たちが最も重要視しているのは『人への投資』という考え方である。人への投資は、企業の成長につながり、企業の成長は経済の成長につながる。そのためにも、是非こだわっていただきたい。一方で、すべての労働者の立場にたった『働き方』の見直し、ワークルール定着の取り組み、男女平等の推進も掲げている。とりわけ、働き方改革への対応は、私たち労働者にとっても企業にとっても重要な位置づけにあり、賃上げ同様に力強く交渉していただきたい。」と呼びかけた。
次に、連合神奈川柏木会長(写真)から基調講演「春闘情勢と政治情勢」と題し、2018春闘の基本的な考え方についてと政治情勢、今後の取り組みについて提起がされた。
続いて、牧山ひろえ民進党神奈川県連代表代行と青柳陽一郎立憲民主党神奈川県連合幹事長から国会情勢の報告と、連帯の挨拶があった。
参加者を代表し、自動車総連:大塚真司氏と全水道:新谷秀明氏から決意表明が行われ、最後に加藤議長代行が「集会決議案」を読み上げ、満場の拍手で採択された。的場議長代行の閉会の挨拶に続いて、高橋議長による「団結ガンバロウ」三唱で集会を締めくくった。