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 湘南地域連合 2016年度活動方針 
 
 1.この1年の取り組みについて
  昨年12月の定期総会以降、湘南地域連合は「心合わせ」「力合わせ」を合い言葉に、連合・連合神奈川が提起する「働くことを軸とする安心社会」の実現に向け運動を推進してきました。
 具体的には、生活者・勤労者の代表、代弁者として、雇用の確保、働く仲間の労働条件の維持向上、さらには明るく安全な地域社会づくりのために湘南労福協、各級議員団、行政、労働福祉団体と連携をとりながら様々な取り組みを展開してきました。

(1)私たちをめぐる情勢
 年度当初の景気回復展望は、中国経済の失速懸念と国際金融市場の不安定化により、早くも変調の兆しが出ています。加えて、「労働者派遣法改正」「労働基準法改正案」「不当解雇の金銭解決制度」などを柱とした労働法制の改悪による、雇用・労働環境の流動化や劣悪改変が懸念されます。
また、働く者の所得は、今春闘における賃金上昇分が物価上昇に追いつかず、家計は依然として厳しい状況が続いており、雇用や生活に対する不安が増しています。
 そのような中、湘南地域連合は、厳しい環境の中でも地域連合としてできることを考え、湘南労福協をはじめ行政、各級議員団と連携をとりながら、様々な場面において、課題の解決に向けて取り組んできました。とりわけ、行政に対しては、既存企業・地域内企業の活性化や永続的に操業ができるような環境整備、雇用対策の実施を提言するなど、関係各方面と連携した具体的活動を展開し、2市1町(藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町)からは、前向きな回答を得ています。今後とも関係各方面と連携を密にしながら地域活性化に向けた活動を推進する必要があります。

(2)政策・制度活動
 湘南地域連合では政策制度要求の取り組みを年間活動の重要な一つとして位置づけ、幹事会や組織内・推薦議員との意見交換会、2市1町の首長との湘南政策懇談会を開催するなど継続的な議論を行ってきました。その議論を基に、地域の生活者・勤労者の生の声を要求書に反映し、生活の改善・向上を実現する取り組みを進めてきました。その結果、一定の改善・向上が図られるなど、成果を上げることができました。

(3)政治活動
 政治活動の取り組みについては地域福祉向上の観点から、各議会の場において、私たち勤労者・生活者の代弁者である、連合推薦議員との連携強化を図ってきました。

(4)地域活動
 湘南地域連合加盟組合の連帯・交流の取り組みについては、参加型の活動をめざして、街頭行動やクリーンキャンペーン、勤労者スポーツ大会等、地域密着型の活動を展開してきました。とりわけ毎月の「連合神奈川の日」街頭行動日では、「顔の見える運動」をめざし、多くの構成組織の仲間や組織内・推薦議員の積極的な参加のもと、活動を推進することができました。
 2.活動の方向と基本
 湘南地域連合は、連合神奈川の地域活動の拠点として、連合神奈川の運動方針を具体化することにより、雇用の確保、働く者の労働条件の維持・向上、格差是正、住みよいまちづくりを進めます。
 これらの目的を達成するため、連合神奈川や各産別・単組、県内8地域連合と連携して次の活動を展開します。

(1)地域労働運動の強化と「40万連合神奈川」へ向けた組織拡大・組織強化の取り組み
 私たちのめざす社会の実現には、組織力を強化し、より連携を密に力強く労働運動を進めることが必要不可欠です。しかし、労働組合の推定組織率は4年連続で低下しており、組織としての運動力や労働分配率の改善や労働環境の整備を停滞させる一因となっています。
 湘南地域連合は、日常活動の充実・活性化を図りつつ、連合神奈川・産別と連携し、地域における未加盟労働者の加入促進に向けた働きかけを行います。また、各産別・単組に対しては非正規労働者を含めた組織拡大への取り組みの検討・要請を引き続き行います。
【具体的な取り組み】
@ 日常活動は、運営規則に基づき5役会議を中心に取り組み、幹事会については2ヶ月に1回程度の開催とします。
A 地域に密着した運動の前進・強化のために、藤沢、茅ヶ崎、寒川の各地域部会の開催をします。
B 重要事項の決定にあたっては、必要に応じて構成組織代表者会議を開催します。
C 組織拡大に向け、連合神奈川・産別と連携した三位一体の組織拡大を進めます。また、連合神奈川・産別からの要請に基づき、帯同オルグを実施します。
D 組織力の向上のため、「湘南地域勤労者スポーツ交流会」をはじめ、湘南労福協とも連携して、構成産別、単組間の友好と連帯を深める取り組みを行います。また、連合神奈川等の企画にも積極的に参加します。
E 日常の地域活動を通じて、組織率の向上や非正規労働者の組合員化に取り組みます。
F 各産別・単組における若年層の多様なニ−ズの把握・共有化を図り、若年層の連合活動への参加を推進します。

(2)「働くことを軸とする安心社会」の構築に向けた政策・制度要求活動の推進
 住みよい街づくりのためには、地域経済の活性化をはじめ、環境、福祉、教育、人権・平和、行財政などの政策・制度の充実は不可欠です。
 湘南地域連合は、「政策・制度要求と提言」を運動の大きな柱として位置づけ、構成組織・組合員の英知を結集し、政策実現に向け取り組むこととします。
【具体的な取り組み】
@ 構成組織・組合員の英知を結集した「政策・制度要求」活動を湘南地域労働者福祉協議会(湘南労福協)と共同で取り組みます。具体的には、構成組織を対象に「政策・制度要求」と「生活環境整備」の2本柱によるアンケート調査を実施し、要求・提言に反映します。また、構成組織の積極的な参加をめざし、活動の趣旨、必要性などについての啓発活動を積極的に取り組みます。
A 「政策・制度要求」は、湘南地域連合・湘南労福協「政策・制度部会」を中心に取りまとめを行い、5役会議・幹事会(拡大)において議論して決定します。
B 「政策・制度要求」の実現に向け、組織内議員・推薦議員との連携・協力体制を強化するために、各地域部会の懇談会等を開催します。また、2市1町の首長と連合神奈川・地域連合五役・地域労福協役員による意見交換会「湘南政策懇談会」を実施します。
C 地域における地方自治研究団体、湘南地域連合組織内議員、推薦議員と連携し、政策課題の提案に向け調査・研究に取り組みます。
D 行政から派遣依頼のある各種審議会等については積極的に参加し、働くものの立場からの意見反映を図ります。

(3)雇用創出・安定の取り組みと労働条件の確立・向上
 「ワーキング・プア」や「ネットカフェ難民」などの貧困問題、正規労働者の恒常化した長時間労働や過密労働を原因とした過労死やメンタルヘルス疾患などの社会問題への対応を図ります。
また、年金支給開始年齢の引き上げに対応した高齢期の雇用環境整備などへ引き続き取り組みます。
【具体的な取り組み】
@ 雇用の創出・拡大の観点から、地域の産業活性化政策の一層の充実を各自治体に求めていきます。
A 老齢厚生年金の報酬比例部分の支給開始年齢の段階的な引き上げに対応し、65歳まで雇用継続できる環境整備を図るとともに、若年層の雇用環境の改善について対応の強化を図ります。また、各自治体の雇用政策に積極的に意見提言を行います。
B 障がい者雇用の促進については、社会的弱者を守る視点で引き続き取り組みます。
C 新しい分野や成長産業、社会的要求の高い分野での雇用創出については、そこで働く勤労者の視点での検証を加えながら取り組みます。
D 生活と仕事の調和(ワーク・ライフ・バランス)の推進に取り組みます。具体的には、「総労働時間の短縮」「不払い残業の撲滅」「諸休暇の取得促進」「子育て支援策の充実」などの改善に取り組みます。
E 春季生活闘争については、各産別の取り組みを尊重しつつ、情報の共有化を図り、求心力を高めるために、情報交換会・学習会・春闘決起集会等を開催し、湘南地域での連帯を一層強化します。また、春闘状況が厳しい単組には、必要に応じて五役を中心にオルグなどの支援活動を行います。
F 非正規労働者の処遇改善、格差是正については、労働者全体の課題として認識して、取り組みを強化します。
G 法定最低賃金の引き上げについては、連合神奈川・他地域連合と連携し、社会のセーフティネットとして有効に機能させるための取り組みを強化します。

(4)平和と人権・男女平等社会の実現
「平和」と「人権」を守り、職場や地域において男女がともに生き生きと活躍できる場の実現に向けて取り組みます。
【具体的な取り組み】
@ 「男女共同参画社会基本法」の趣旨を踏まえ、男女共同社会の実現に取り組みます。
A 男女が共に担う労働運動の推進に向けて、各種取り組みにおける女性の参画を促します。
B 「平和」「人権」の課題については、運動を共有できる市民・団体と連携して取り組みます。
C 連合神奈川ピースウィーク行動については、湘南地域連合として主体的に取り組みます。

(5)労働者福祉、地域と協働した国民・県民運動、ボランティアなど社会活動の展開
 勤労者・生活者の生活コスト圧縮に向け、地域福祉の拡充に取り組みます。また、地域における活動を通じて、市民の理解と共感を得ることにより、連合運動を内外にアピールするとともに、地域における存在感を高めます。併せて、東日本大震災の復興支援や県内へ避難されている方への支援等については、自分たちで出来る活動を粘り強く行います。
【具体的な取り組み】
@ 文化・スポーツ活動については、地域の商業振興及び未組織対策推進の視点も含め、これまで同様、湘南労福協と一体となった活動を展開します。また、各自治体における懇話会等を通じて、中小企業、未組織労働者の福祉活動の前進にむけ、取り組みを進めます。
A 勤労者・生活者の生活コストを改善するため、地域福祉・企業内福祉のあり方等を見直すとともに、湘南労福協や各自治体と連携して地域福祉の充実に努めます。また、教育ローンの利子補給制度や生活支援については、引き続きその制度について広報を強化し、利用率の向上をめざします。
B 毎年実施する「連合神奈川クリーンキャンペーン」については、広く地域市民に周知、自治体・市民との連携を強化します。
C 防災啓発に向けた帰宅困難者対応訓練「絆を強めるファミリーウォーク」については、引き続き地域市民・団体と連携して取り組みます。
D 第87回メーデー湘南地区大会については、幅広い勤労者の結集に向けた取り組みとして開催します。具体的な内容については、実行委員会を組織して議論を行います。
E 自治体の姉妹都市等との交流等、地域連合としての国際連帯活動に取り組みます。

(6)政策実現に向けた政治活動の強化
 生活者・勤労者の暮らしの「安心・安定・安全」をより高め、真の「ゆとり・豊かさ」を求めるためには、社会環境を総合的に改善していくことが必要不可欠です。政策実現と政治勢力の基盤強化に向けて取り組みます。

【具体的な取り組み 】
@ 私たちの求める政策・制度の実現を図り、暮らしやすい街づくりのためには、政治活動は必要不可欠です。組織内議員をはじめ政策協定を結ぶ各級議員との連携を強化します。
A 連合神奈川政治センターとの連携強化を図るとともに、民主党を主軸に、その他の政党や会派とは十分議論し、勤労市民の立場にたった政治を推進するものと連携・協力していきます。
B 各級選挙の候補者推薦は、組織内候補者を中心としつつ、各地域における状況を考慮して決定します。なお、推薦候補者(組織内・推薦候補者)全員の当選に向け、全力を挙げて取り組みます。
C 2016年7月に施行予定の第24回参議院議員選挙において、各産別組織内、連合神奈川・湘南地域連合推薦予定候補者の必勝を期す取り組みを展開することとします。
 
 
 
 
 
 
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