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 2016年度 三浦半島地域連合活動方針
 
T はじめに
私たち三浦半島地域連合は連合神奈川が結成から1年9か月後の1991年12月19日誕生しました。
以来、地域のローカルセンターとして「顔合わせ」「心合わせ」「力合わせ」を実践し、第25回の定期総会を迎える今日では、加盟組織が真に連帯・展開・活動ができる組織へと成長してきました。
近年の取り組み成果は
@ 2009年度から地域に顔が見える活動として「連合の日街頭行動」を三浦半島主要駅にて毎月実施
A 2010年度から「政策・制度要求と提言」を三浦半島4市1町すべてに提出することを8年ぶりに復活
B 2011年4月から4市1町へ提出した政策実現のために4市1町の首長が一同に集い議論する場として「政策・制度首長懇談会」をスタートする
など、地域に根差した活動や自治体への政策・制度要求と意見交換を強化して、三浦半島全体の活性化に取り組んできました。
 また、三浦半島労福協との連携を強化し、「新春の集い」「フェリーDE花火」「クリーンキャンペーン」などのボランティア活動や組合員の福利厚生活動について取り組んできました。

本総会において、連合神奈川と三浦半島地域連合が歩んできた歴史を再認識し、その上でこれまで以上に地域の自治体と連携し勤労者の立場で意見交換ができ、5役役員・幹事・構成組織が連帯し、『働くことを軸とした安心社会実現』に資するための2016・17年度活動方針を提案します。
 本活動方針には、いまだに復興のスピードが鈍く、多くの市民・勤労者が不自由な生活を強いられている「東日本大震災」被災者・被災地域への支援方針についても引き続き盛り込みました。
特に福島県については、福島第一原発周辺の富岡町・浪江町・南相馬などは「帰宅困難区域」「居住制限区域」「避難指示解除準備区域」の問題、その他の地域についても風評被害の問題などを抱えており、もっとも深い問題を抱えていることを地域外視察で認識しました。
福島県については本活動方針を元に三浦半島地域連合として何ができるのかをさらに議論を深め取り組んでいきたいと考えます。
U 運動の基調 
  私たち三浦半島地域連合は連合神奈川9地域連合の一員として連合神奈川の方針(運動の基調)に沿った活動を進めて行きます。

T はじめに(連合神奈川発足から25年を振り返る)
1)「顔合わせ・心合わせ・力合わせ」からスタートした連合神奈川
・1990年3月「ゆとり・豊かさ・社会的公正」の実現をめざし、官民統一のもと「顔合わせ・心合わせ・力合わせ」から、連合神奈川はスタートした。
・翌年1991年の大会では、52産別51万組合員を有する県下最大の組織となり、県下のオピニオンリーダーとしての役割を果たす社会的責任が求められていることを踏まえ、51万人組織が共通の理念に立ち、共同行動から、統一の行動へと発展させることにより真に県民の期待に応えうる連合神奈川をめざすとし、地域に密着した組織体制を早期に確立していかねばならないとの思いのもと、現在の9地域連合が発足した。

2)なぜ、地域協議会でなく、地域連合と位置付けたのか?
・神奈川県は広域に渡る活動エリアを有し、多くの自治体と連携が求められていることを踏まえ、地域組織のあり方として、一定の独立した組織運営を図るべきであるとの思いから、地域連合=地方連合会に準ずる地域組織をめざすこととした。
・このことから、総会での地域連合としての運動方針の確立などの責任と権限を有する組織運営を行ってきた。

3)連合神奈川発足から25年が経過するなかで、大きく時代が変化
・この間、連合神奈川は県下最大のローカルセンターとしての役割と責任を果たしてきたが、運動領域が拡大する中で、組織人員・組織率は大幅に減少し、そのことによる労働運動全体がその影響力の低下を余儀なくされるという労働運動の大きな転換期を迎える。一方、景気の後退・不安定な雇用・不安な社会情勢・政治の機能不全など、勤労者をとりまく環境は悪化し、社会における不公正や不条理を正す労働運動の必要性が高まっている。

4)時代の変化に対応するために、労働運動の質的転換に向けた取り組みに挑戦
・時代の変化に対応すべく、2006年第18回定期大会では「原点に返り、新たな21世紀型労働運動」をめざし、「組合が変わる・社会を変える」のスローガンを掲げ、労働運動の質的転換に向けた取り組みをスタートした。
・以降、今日までに、2007年9月4団体(連合神奈川・神奈川県労働者福祉協議会・中央労金神奈川県本部・全労済神奈川県本部)による勤労者の暮らしにかかわるサポート事業として「かながわサポートセンター」を設立。40万人連合神奈川に向けた組織拡大の取り組み、連合神奈川男女平等参画推進計画の策定、東日本大震災避難者連帯事業実行委員会の発足による県内避難者への支援事業など様々な取り組みを展開してきた。

5)「働くことを軸とする安心社会」をめざし前進しつづける連合神奈川をめざして
・連合神奈川発足の原点を大事にしながら、状況の変化に対応した創意工夫をはかり、次の時代を切り拓く労働運動を展開する。このことを連合神奈川発足25年の節目として改めて共有したい。
・本運動方針は、連合神奈川発足30年を迎える2020年という時代を切り拓く運動の実践にあたっての初年度(キックオフ)として位置づけるとともに、2016年度からの2年間の方針として提起する。なお、期中における情勢・環境変化には、中央委員会・年次大会をはじめとする機関会議で機敏に対応することとする。
V 三浦半島地域連合を取り巻く課題(情勢) 
 1.最重点活動である政策・制度要求と提言については、三浦半島地域連合としては、内容をさらに改善させるために、5役会の中に政策委員を選任し、各自治体からの前年度回答をきちんと精査し、次年度に向けた新たな要望なども検討し、勤労者の立場に立った充実した要求案を作成し『働くことを軸とした安心社会の実現』に繋げていかなければなりません。

2.三浦半島地域の活性化には4市1町の連携・協力が重要です。
三浦半島の4市1町の首長が集い、地域経済の活性化などをテーマにした「三浦半島サミット」の第5回目の会合が11月2日に開催され、@「未病を治す半島宣言」を採択し、2020年に半島内の介護保険認定率16%以下を目指すことなどを確認、A半島内で活躍した青少年スポーツ団体に特産の葉山牛を贈呈する取り組みを、本年度からスタート、B4市1町の職員交流協定の締結、C生ごみ処理機「キエーロ」普及や三浦一族を観光資源にした連携など活動領域を拡大し、成果も見えるようになってきました。
 このサミットについては、私たち地域連合が政策・制度要求と提言や4市1町政策・制度首長懇談会で、このような議論できる場の取り組みを政策・制度で求め続けたことが、きっかけとなりスタートしており、2010年度に復活させた運動の成果だと総括できます。
 また、4市1町政策・制度首長懇談会では、課題となっている人口減について、地域連合として、三浦半島地域在住の組合員を対象とした意識調査アンケートを実施出来ないかを議論し、「地方版総合戦略」に働く者の意見を反映することは重要であることを確認し、政策・制度アンケートを実施しています。

3.様々な事項が議会で決まることから、私たちの政策実現に向けて、政治活動は非常に重要な取り組みです。とりわけ、地方選挙については、構成組織の意向も踏まえながら、地域連合運動方針に照らして、推薦候補を決めていきます。
2016年度の具体的な選挙日程は、来年の第24回参議院議員選挙になります。
この選挙において、神奈川県選挙区民主党公認候補「金子洋一」氏ならびに比例代表選挙において連合12名の組織内候補必勝に向け、総力を挙げて闘い、勝利し、巨大与党の暴走を止め、働く者の立場を大切にする政治を取り戻さなければなりません。

4.三浦半島地域連合が活動を進める上で、三浦半島労福協との連携は非常に重要なものとなっています。各種イベントの共同開催だけでなく、双方の役員の意見交換を密にし、より協力体制を強化していきます。また、この三浦半島エリアで共に活動を進める地域労働運動の母体である三浦半島地区労センターとも、連携を進めていきます。合わせて、中央労働金庫、全労済神奈川、エル・ビー・エーなどと、勤労者の福祉向上という共通の目標に向かって運動を進めている福祉団体との連携を強化していくことが重要となります。

5.労金の自治体提携ローンなども、自治体の財政状況の厳しさから、見直しの動きも強まっています。三浦半島地域連合内の自治体からの協議の場の設定なども求められていますが、地域連合としては政策・制度要求と提言の中でも要求し、勤労者施策の重要性を訴え、勤労者福祉の充実を図ることが重要です。
W 三浦半島地域連合の具体的取り組み

1.労働者の生活安定に向けた取り組み
(1)勤労者の生活改善に取り組む「2016春季生活闘争」については、連合神奈川の方針に従い、取り組みを進めます。
 また、春闘情勢を共有化するため、三浦半島地域連合として「学習会」「集会」などを開催します。
(2)三浦半島エリア内で、賃金未払い、強制解雇など労働問題・雇用問題が発生した場合、連合神奈川・連合ユニオンと共に対応します。
(3)格差・差別・貧困の拡大を是正するため、全体の「底上げ、底支え、格差是正」に向けて、神奈川県最低賃金を上昇させる取り組みを連合神奈川と連携して進めます。
(4)三浦半島4市1町の各自治体が設置する「各種審議会」などに地域連合から役員を派遣し、勤労者の立場から意見反映に努めます。

2.三浦半島4市1町に向けた「政策・制度要求と提言」の取り組み
(1)復活後7年目を迎えた「政策・制度要求と提言」については、今年も5役会、幹事会での議論を行い、併せて三浦半島地域連合議員団会議との意見交換も参考にし、充実を図っていきます。最終的には、幹事会で確認し、4市1町へ提出していきます。

(2)三浦半島地域連合が呼び掛けて実施している「首長懇談会」を今年度も開催し、行政サイドで立ち上げた「三浦半島サミット」での議論を発展、充実させていくため、勤労者の立場で意見交換を強化していきます。

3.組織体制の強化、構成組織との連携事業の強化の取り組み
(1)地域連合は、「5役会・幹事会・事務局」という体制で運動に取り組んでいます。
これらの組織体制強化のため、次の取り組みを進めます。
  @ 諸会議を定期的に開催します。。
    5役会については、原則、毎月1回開催とし、必要に応じて臨時5役会を開催します。幹事会については、原則、隔月(奇数月)開催とし、必要に応じて臨時幹事会を開催します。
  A 政策・制度要求と提言案の作成のため、役員による「検討会」を開催します。
  B 構成組織代表者会議については、定期総会開催前に次年度の方針などの確認を目的に11月に開催し、重要な案件が発生した場合に臨時代表者会議を開催します。
  C 事務局については、「専従事務局長1名」と「書記1名」が中心となって任務を遂行していますが、事務局次長2名を配置し、会計などの補佐や、鎌倉地区担当も配置します。
  以上の体制により、連携を密にし、円滑な業務遂行に努めていきます。
  D 5役会の中に下記の専門部を設置し、役割・担当を明確にし、様々な課題に対応します。事務担当は事務局業務の統括として、事務局と連携し、全ての運動の確認を行います。政策担当は「政策・制度要求と提言」の精査を行うと共に、要求案全般の統括を行います。行事担当は各種行事の企画立案、実施を行います。

(2)地域連合の運動の担い手である構成組織の組合員との連携・強化は、非常に重要です。そのために、加盟組織から1名の幹事を選出し、日常的な交流を図り、運動の強化に努めていきます。具体的には、「連合の日活動への参加」「各種イベントへの参加」「三浦半島news」発行による、具体的な運動の周知」などに取り組んでいきます。
 また、5役会や幹事会の開催に合わせて、「構成組織訪問会」も同時に開催し、地域連合役員と構成組織役員との交流や意見交換ができるよう、取組んでいきます。

(3)「連合神奈川には産別加盟しているが、地域連合活動には参加をしていない」加盟組織に対して、三浦半島地域連合運動への参加を促し、活動の拡大に努めていきます。
 また、連合が進める組織拡大の取り組みに対しては、「連合神奈川組織拡大委員会」に参画し、三浦半島エリア内の連合未加盟組織に対して、関連産別とも連携をしながら、産別加盟、連合加盟の要請を行い、三位一体の組織拡大運動に努めていきます。

(4)「三浦半島統一メーデー」については、例年どおり「実行委員会」方式を採用し、「すべての構成組織メンバーおよび家族が楽しめるメーデー」をめざします。
2016年メーデーは、4月29日(金・祝)開催を視野に、実行委員会で決定していきます。

(5)連合運動が、地域に「顔が見える労働運動」として、また「労働相談会の開催案内」など政策面の広報を含めて、毎月1回「連合の日行動」を三浦半島内の主要駅頭で開催します。

(6)地域連合の様々な情報発信媒体として、「三浦半島news」を定期発行します。

(7)労働運動の実践に欠かせない「理論」習得のため、春闘期の学習会や構成組織代表者会議など様々な場面で「研修会」を開催していきます。

(8)三浦半島、神奈川県内だけでは学べない知識の習得や教養などを学ぶ機会として、国内外の地域外視察を実施していきます。

(9)連合神奈川が推進している「第3次男女平等参画推進計画」に伴い、三浦半島地域連合としても、各種会議や各種イベントに女性役員の参加促進などに努めていきます。

(10)連合運動の歴史を学び、連合運動の継承・後継者育成などの視点から、地域連合役員OB会メンバーと連携強化し、運動を進めていきます。

4.勤労者福祉活動・地域貢献活動の取り組み
三浦半島地域連合では、勤労者福祉活動・地域貢献活動は、労働組合の社会的役割として非常に重要な運動であり、地域連合だけではなく「三浦半島労福協」とも連携し、様々な運動に取り組んでいきます。具体的には、フェリーDE花火・クリーンキャンペーン活動や労福協が主体となって開催する社会貢献・福利厚生活動(潮干狩り大会・餅つき大会・地域スポーツ大会など各種イベント)に地域連合としても積極的に参加していきます。

5.政策実現に向けた政治活動の取り組み
現在、労働組合にとって「政治」は、勤労者政策と直結していることから、政治活動は重要性を増しています。
 そのためにも、各級議員、首長選挙にあたっては、次の方針で議論を進めていきます。
 また、とりわけ三浦半島地域連合議員団会議については、「政策・制度要求と提言」の作成段階でも、行政と対峙する議員として助言を受けていきます。
 今年度の選挙日程については、第24回参議院選挙が実施される予定となっています。
当面、「選挙」については以下のように取り組みます。
(1)「国政選挙」については、連合神奈川の方針を尊重し、取り組みを進めます。

(2)「4市1町の首長選挙」については、政策制度面での関係も含め重要性を増していることから、5役会や幹事会で十分議論を行い、推薦候補者の選定を行います。

(3)「4市1町の自治体議員選挙及び県議会議員選挙」については、構成組織の組織内議員や推薦議員を最重要候補として推薦するとともに、その他友好議員については、5役会や幹事会で十分議論を行い、推薦候補者の選定を行います。

6.政策実現に向けた、政治活動の取り組み
 活動方針5で記載の様に、2016年度は第24回参議院選挙が実施される予定です。
 三浦半島地域連合として、政策・制度要求と提言を通じて、働くことを軸とした安心社会の実現に向けて、重要な選挙になります。

(1)第24回参議院選挙については、神奈川県選挙区民主党公認候補「金子洋一」氏ならびに比例代表選挙において連合12名の組織内候補必勝に向け、総力を挙げて闘います。

(2)衆議院解散総選挙については、連合神奈川の方針に基づき、推薦候補者の全員当選に向けた取り組みを展開していきます。

7.東日本大震災復興支援活動の取り組み
 三浦半島地域連合では、これまで様々な復興支援についての取り組みを進めてきましたが、今年度も労福協などと連携を図りながら、復興支援活動に取り組んでいきます。
 具体的には、連合神奈川・神奈川県労福協との連帯活動や三浦半島独自の活動など、5役会・幹事会で議論を行い、決定していきます。
 
 
 
 
 
 


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