連合神奈川は、2021年8月30日(月)13時より県庁新庁舎第5会議室において「2022年度に向けた政策・制度要求と提言」を提出した。吉坂会長からは「コロナ禍で感染症対策で大変な中、神奈川県の様々な施策に敬意を表したい」と述べた上で、「コロナ対応においては、連合神奈川構成組織の中でも特に、医療機関において多くの課題が現出しているとの声が寄せられている。①看護師などの人手不足が改善されない状況にあり、コロナシフトの中で通常医療提供ができない状況にある。②献身的に働く医療従事者の不安を解消することは、非常に重要であり国と連携して措置してほしい」と医療現場の声を訴え、「政策制度要求と提言は、貧困と格差のない平和で安心に暮らせる社会の実現に向け、国際目標SDGsについて取り込みを深めて政策委員会で論議してきた。働く者の立場から知恵を出し合った提言であり、次年度予算に反映してもらいたい。」と挨拶し黒岩知事に要請書を手交し28項目の重点政策について政策反映を求めた。

黒岩知事からは、①緊急事態宣言が発出され、新規感染者数が高止まりする中、新しい生活様式や人流抑制に対応するための中小事業者への支援、そしてワクチン接種体制もスピード感を持って続けている。②県内経済の着実な回復に向けた施策にも的確に取り組む、③政策制度要求と提言は的確な事項が多く含まれており、精査して対応したい」と挨拶された。重点政策については11月~12月に回答書を受領する。  要請書PDF