第87回かながわ中央メーデーを開催

 

メインスローガン
心をひとつに力を合わせ、暮らしの底上げを実現しよう!
 
 4月29日(金・祝)、第87回かながわ中央メーデーが、8,500人の参加により横浜・臨港パークで開催された。式典に先立ってのアトラクションでは、神奈川県立厚木高校軽音楽部の生徒によるアトラクションが行われ、メーデーを盛り上げた。
式典では、冒頭挨拶に立った柏木実行委員長(連合神奈川会長)は、「4月14日以降熊本県を中心に断続的に発生した地震により、九州各地での甚大な被害が出ていることに心よりお見舞い申し上げる。さて、メーデーは1886年にシカゴで8時間労働労働制要求の統一ストライキが始まりだといわれている。つまり働くことに対する危機感をメーデーで共有してきたということでもある。翻って現在は、自然に対する畏敬の念を忘れた危機管理体制、そして社会の構造的課題の危機としては差し迫った少子高齢社会、そして現政権による民主主義の劣化も危機のひとつである。わたしたち働く者・生活者はこのような危機を看過することなく、未来への責任を自覚するなかで活動を行っていく。この危機を克服するチャンスのひとつが政治的選択であり、夏の参議院議員選挙においては連合組織内12名の候補者と神奈川選挙区ではかねこ洋一さんを応援して戦っていく」と危機感の共有といった観点を中心にあいさつした。
このあと、来賓として黒岩神奈川県知事、林横浜市長や関係団体、政党の挨拶があり、「心をひとつに力を合わせ、暮らしの底上げを実現しよう」とするメーデースローガン、およびメーデー宣言が採択され、団結ガンバロウで締めくくった。
今回のメーデー会場では、県労福協・横浜労福協主催で進められた、「タオル一本運動」が展開がされ「メーデーにタオルを持ち寄り、施設に寄付しよう!」と「たすけあい」の福祉活動が展開された。また、広い会場では、数多くのバザール、大道芸、ふれあい動物園など多彩な催しを行われた。
スローガン 
1 熊本地震への支援とともに、東日本大震災を風化させず、安心・安全・支え合いの社会をつくろう
2 雇用の安定と労働条件の引き上げをはかり、ワーク・ライフ・バランスを実現しよう
3 未組織・パート労働者を含む、すべての人のディーセント・ワークを実現しよう
4 非正規労働者を含むすべての働く者の結集で、40万連合神奈川を実現しよう
5 労働者を切り捨て、格差社会を拡げる労サブ働法制の改悪を断固阻止しよう
6 立憲主義を守り、核兵器廃絶や米軍基地の整理・縮小を求め、平和行動に取り組もう
7 医療・介護・年金をはじめとした、安心・安全の社会保障制度をめざそう
メーデー宣言 
 本日、私たちは第87回かながわ中央メーデーを開催した。

4月14日夜以降に発生している、熊本地方を中心とする一連の震災で被災したすべての方々に、衷心よりお悔みとお見舞いを申し上げる。そして、東日本大震災からも5年が経過したが、今もなお17万人以上もの人々が避難生活を余儀なくされている。、それぞれの被災地や避難先では大変な苦労を強いられていることから、。私たちは、これからも両被災地の復興と再生に向けて全力を尽くすとともに、震災の教訓を決して風化させることなく、被災者との絆を深め、安定した雇用と安心な生活の再建に取り組んでいかなければならない。

さらに、戦後から70年以上が過ぎた今こそ、戦争の悲惨さを自分の事として感じ、核兵器廃絶をはじめ世界の恒久平和をめざす運動を、次世代にしっかりと継承していく責務がある。しかし、あろうことか政治主導の中で立憲主義が脅かされる事態を目の当たりにしている。今こそ、平和を希求する取り組みを力強くすすめ、県内全市町村の首長が参加することとなる平和首長会議や各自治体、働くものや生活者の声をしっかり代弁できる政治勢力と連携し、安全・安心して暮らせる神奈川を実現する。

また、私たちの暮らしにおいては、一部の企業で史上最高益を更新する一方で、格差の拡大が進んでいる。同じ神奈川で働き、生活する私たち全体の底上げを図らなければ、長引くデフレからの脱却も、少子高齢化や人口が減少する社会への対応もままならず、私たち一人一人の生活に大きな影響を及ぼすことは避けられない。
あわせて、非正規労働者の増大や社会保障制度改革など、深刻な状況が続いているが、働くものを犠牲にした経済成長を許してはならない。私たちは、政府が推し進める「労働者保護ルールの改悪」を阻止するとともに、雇用の安定や働き甲斐の実現など、働くものに資する政策・制度の実現を強く求めていく。そして、「若者の使い捨て」の撲滅に加え、性別や障がいの有無に差別のない、真の共働参画社会の実現をめざし、未来を担う者たちを支援する。

連合は、働くものが報われる政治を取り戻すため、あらためて本メーデーを契機として「クラシノソコアゲ応援団!」2016キャンペーンを全力で展開する。
本日、私たちは、県内のすべての働く者が結集し、地域から行動することで、「働くことを軸とする安心社会」を築いていくことを確認し、ここに宣言する。

2016年4月29日
第87回かながわ中央メーデー

 

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